今日の一枚 (Groove Finderブログ No.510)
ノーザン(モダン)ソウルのコンピ紹介。第31弾。Richard Searlingのコンピ。今日はなんとなくコレ。この企画に飽きている方も多いと思いますが、まだ続く予定…。【No.510】 ・V.A.:You Better Believe It!Vol.2 (2006)Vol.1については既に紹介済みですので【No.496】、シリーズの詳細についてはソチラを参照願います。Vol.1と同様にRichard Searlingがコンパイル。この人のコンピについては他にも「After Hours」【No.70, 77, 303】シリーズ、「Northern Soul Connoisseurs」シリーズ【No.491,502】とかなり多く紹介しています。本作もVol.1に続きAtlantic、Atco、Cotillion、Reprise、Warner Bros.といったレーベルのコンピ。本作では67年から79年の音源を23曲収録。Vol.1よりもマニアックな内容のように感じますね。未発表曲も3曲収録。このシリーズは70年代の曲が多く、またニューソウルというよりノーザン系のモダンソウルが多いので、本ブログではノーザン(モダン)ソウルコンピ紹介としていますが、特にサザン・ディープソウルに拘っていない人であれば、抵抗なく聴ける内容です。収録されているシンガー・グループは、Linda Jones、The Olympics、Bettye Swann、Lorraine Johnson、Johnny Bristol、Dee Dee Warwick、Prince Phillip Mitchell、Pointer Sisters、Barbara Lynn、The Hypnotics、Mary Wells、Barbara Lewis、Sam Dees、Betty Lavette、Walter Jacksonなど。メジャーな人も多いですが、シングルを中心とした(シングルオンリーのLP未収録が多い)コンピですので、ソウルファンも楽しめる内容です。本作でのみCD化されている曲も多いと思いますね(詳しく調べてないですけど…)。一聴すると他のコンピに比べミドルテンポのナンバーが多くインパクトに欠けるかもしれませんが、Richard Searlingらしく(?)爽やかで堅苦しくない雰囲気がイイです。心地よいソウルが聴けるコンピですね。収録曲の詳細は、HMVを参照下さい。好きな曲はWindy City「Hey It's Over」、Tony And Tandy「Bitter With The Sweet」、The Hypnotics「Girl, You Know That I Love You」、Linda Jones「If Only」、Bettye Swan「I Want Sunday Back Again」、Pointer Sisters「Don't Try To Take The Fifth」、Lorraine Johnson「If You Want Me To Be More Of A Woman」、Walter Jackson「Coldest Days Of My Life」など多いですね。大手ショップでは試聴できないと思いますが、前作(試聴可能)が気に入った方にはオススメできます。ちなみにRichard Searlingのコンピは他にもあります。この人のコンピって多いんですよね。