|
カテゴリ:カテゴリ未分類
やっぱり。。。
「話の話」っていうアニメをユーリ・ノルシュテインがかつて創った という話は以前にも書いたが、 今自分は「夢の夢」に悩まされている。 それは昨日も起きた現象だが、 高校の時の先輩でコウゴとかいう苗字の、小太りの人と一緒に 団地とも工場裏ともつかないところを徘徊する内容の夢。 その中で、団地の中は何故かガラガラのパチンコ屋さんで、 そこを抜けるとマンションになってる。 でもまたちょっと深みにはまるとレストランの裏方のような なんともいえない汚らしい場所で立ち往生する。 場面変わって自分の家の郵便受けがあって、 そこにはずいぶん前から配達されている郵便物がぎっしり詰まっていて、 それを持ち出すんだけど、どこに持ち出せばいいのかわからない。 中にはお中元みたいな賞味期限のあるものも含まれていて、 それをどうしようかと先輩と思案に暮れる。 電話と目覚ましで起きてしまったからその後どうなるのか よくわからないのだけれど、確かにその建物は記憶があって、 アウトラインはそれに準じているのだろうけれど、 なぜコウゴ先輩が登場したのか。すっかり忘れていたのに。 んでもって、昨日はたまたまリンク先がヒッキーのサイトだったので、 初めてじっくり見てみたのだが、やはりといおうか、 彼女は大変な文学少女なのね。しかも近代文学の。 エドガー・アラン・ポーが好きってのはちょっと驚きだったが、 あとはなるほどな内容だった。 やっぱ本を読んでる人は発せられる言葉に必ずちゃんと反映されるね。 歌詞もかなり練られているのがよくわかる。 トラベリングなんて 風にまたぎ 月へ登り 僕の席は 君の隣 ふいに我に返りクラリ 春の夜の夢のごとし 波とはしゃぎ 雲を誘い ついに僕は君に出会い 若さ故にすぐにチラリ 風の前の塵に同じ って平家物語からの引用なんてなかなかできるもんじゃない。 シンパシーを感じるのはこういうところからなのかもしれない。 そこいくと、こないだ白岩玄という輩(たぶん若い作家)が 「ぼくは全く本なんて読まなくて、読んでも漫画ばっかり」、 「賞(文藝賞賞)を獲れたのは本当に運がよかったんです」 だなんてアホまるだしなコメントをしていて、 大丈夫か文壇?と非常に心配になった。 これが牽制なら立派なもんだが、顔を見たらどう考えても 牽制じゃないことがわかってますます萎えた。 で、今ちょっと白岩玄について検索してたら読者からこんなコメントが。。。 「今までの中で『1番』と言える作品でした」だって。 今まで何読んできたのか列挙してもらいたいもんだな。 まぁ、書く方も書く方なら読む方も読む方だなと。 他人事ながら非常にこの関係が心配になってくるのです。 我が道をいく自分にとって、 彼らの「関係」が脅威ではないと言ったら嘘になるが、 それでも全く無関係なところで生きている人間なんだなと 改めて確認して前に進むしかないのかもしれない。 でもなぁ、なんとか俺の生きている間に すごい!!!と思える同時代作家が現れてくれると 非常に嬉しいんだけど。。。 まぁ、自分がその「すごい!!!」作家になれるよう 精進するしかないんですけど。 それは本当に仲のよい友達がほしいけど、 その理想像には結局自分がなるしかないってのと一緒なのかもな。 故人では多いのに、現存している作家で魅力的な人が 本当に少ない(現役で考えたら皆無に近いかも)のは これどういうことなんだろ。あ~~~いい本が読みたいよぉおぉおぉおぉ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月08日 06時00分01秒
コメント(0) | コメントを書く |
|