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渋谷にある東芝エンターテイメント試写室に行って来ました。
JRの渋谷駅からR246を渡って、坂道をチョット上ってすぐ、とっても便利な所にありました。

試写室なのだから、売店とかそんなものは当然ありません（笑）
配給会社が映画評論家の先生達に見てもらう場所になっているみたいです。

中は約６０席ぐらい、シートは「THX」に準ずる様な椅子ではなく、チョット大きめの幅のゆったりした感じ。
スロープの角度も画面が見やすい角度になっています。

残念な事は沢山あります。
通常映画は２台の映写機で上映するのですが、ロール（巻）が変わる時に映写室の明かりが漏れて画面に影響してしまいますし、巻のかけ変え時の映写技師の動きもその明に影響しています。
「一番良い席」と思われる辺りが一番影響を受けていました。
（最近のシネコンなどではフィルムを全部１本につなげて上映する為、ロール変わりがありません）

映画館においても空調ノイズと言うのは問題です。
ここはレベルとしては小さいですけど、確実に空調の音が聞こえます。
静かな場面では、かなり気になります。

ビルの形態から、試写室の右横が廊下になっているのでしょうけど、ハイヒールなどでそこを歩く人がいると、試写室内までとっても大きく響きます。

音響的に一番の問題
サラウンドスピーカーのレベルが大きい。
今回試写したのは、私が最終的に仕上げをした作品だったのでよく分かるのですが、
サラウンドスピーカー（後ろや横の壁の上に置いてあるスピーカー）の音が目立つので、映画が全然違った印象になってしまいました。
おかげで、違った印象の映画を楽しむ事も出来、今後仕上げの参考になったのですが・・・（笑）
上映作品の間に時間がなく、制作者立ち会いの調整が出来ないのであれば、しっかりとした再生システムの調整を要求します。