ATMOS System

「ライスボウル」日本語に訳すと「ご飯じゃわん」

今日の試合は、いきなりのキックオフリターンタッチダウンで始まりましたが、
内容的には、法大タヌキヘッドコーチvs真面目な元法大OB
最終的には１点差で楽しい試合のように見えますが、ドラえもんのポケットから出てくるような法大のプレイコールにまどわされたオンワードスカイラークス（以後OS）と言う感じでしょうか？

自分たちが強いと思ったのか、何故か受けて立ったOSのしょうもないディフェンスプレイコールとオフェンスプレイコール。
１Qの最初のシリーズでスクリーンをやる法大。
以降前半で合計４回のスクリーン、一番重要な場面でディフェンスのラッシュを読んでスクリーンをコールした法大オフェンスコーディネーターは素晴らしい。
後半はスクリーンを温存、しかし、一番重要な所でコールして決めたのも流石でした。
いろんなプレイコールを出す法大。
往年の相撲の「舞の海」みたい。
つまり「まともにやったら勝てない」と法大は言い切っている事に気がつかないOS

最初のシリーズでQBにプレッシャーを与えて上手く逃げられたので（つまりはプレッシャーはかかっているのだけど、全体的にQBを包囲するようにはかかっていないのです）次のシリーズはプレッシャーをかけないOSディフェンス。
すると、それを見切った法大は自由自在にQBを走らせる。
あげくの果て、第４QまでOSのディフェンスは混乱したままでした。

かろうじて法大のミスにより１点差で勝利したのだけど、もっと早くランを信じてじっくり自分たちの攻撃をすれば楽に勝てたと思う。
１回のランで平均４ヤードぐらい出ていたのに、あえてパスばかり投げるのはどうしたものか？
前半で右のオフタックルを走り抜けるコールで、見事なブロックなどで約９ヤード進んだのにもったいない。
やっと気がついたのは、第４Q最後のドライブ。
ランでゴリゴリ前進、時間を使い切っての勝利。
もっと早く気がつくか、せめて、逆転した後のキックオフが法大選手に当たり、OSがリカバーした時には気がついて欲しかった。

来年こそは関西学生が勝ち上がって来て欲しい。