テーマ:撮影現場での話(174)
カテゴリ:映画
一昔前まで、映画の録音の仕事と言ったら、NAGRAと言う録音機が幅を利かせていたのだが、
最近は、アナログテープなんて全く見かけない。 さらに、DATなるデジタルテープも使わなくなるしまつ。 主流はハードディスクレコーディング。 しかも、登場人物の数だけトラック数を設け、仕上げの段階までに再調整が出来るように録音する。 最新鋭の機材を使い、コードをいっぱい繋ぎ、マイクから入った音声が何処をどう通って録音されているのか、とっても解りにくくなっているのも時代の流れ。 プロと名乗るなら、解らないからといって人に頼ってばかりでは行けない。 どんなに複雑な構造でも、理解をして録音作業を行わないと、痛いめに合う。 もっとも、痛いめに合う前に、不安でしょうがないのが人情なのだが・・・ 「大人になっても日々勉強」 この年になると余計に耳が痛い言葉です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 16, 2007 01:41:51 AM
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