テーマ:撮影現場での話(174)
カテゴリ:映画
今日で上海撮影20日である。
残り20日だし、明日はお休みなので、中打ち上げの意味で、 録音部3人でジャズBarなどに行ってみた。 本当は、中国人録音部2人も交えて、録音部5人で行きたかったのだが、 いつも、録音部の中国人スタッフはすぐにホテルに帰ってしまう。 1人は龍君といって、主に通訳。 ちょっと気が弱くて、さぼり気味の所はあるが、日中辞書を片手に日本語の勉強も行いながら通訳をこなし、録音部の仕事もやってくれている。 もう1人は張さん。 全く日本語がわからないのに、仕事に対する姿勢がとっても前向き。 フットワークが良いし、勘がいい。 現場のムードも分かるし、何が必要なのか日本語が通じなくても、話しかける前に感じてうごいてくれる。 先日、上着なしで仕事をしていて、「ちょっと寒いな」と感じていただけで、 わざわざ遠く離れた機材車まで行って、上着をとってきてくれました。 ほかにも、朝「おはようございます」と顔を合わせると、ポケットからいろんな物が出てくる。 今日は、中国のクルミ?みたいな物をわけてくれたし、先日は甘栗。 たまにチョコレートなどもポケットから出てくる。 決して日本語をしゃべろうとしないが、言葉は頻繁に投げかけてくる。 この姿勢がたまらなく嬉しいです。 「爪のあかでも煎じて飲ませたいひとがいる」と考えるより、張さんの方が仕事ができる。 生演奏のJazBarはなかなか良い物で(値段もはったが、日本円に直すと安い方である。) 数時間を本当に楽しみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 16, 2007 09:43:54 AM
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