テーマ:ニュース(100014)
カテゴリ:時事ネタ
これって何?と思う方も多いだろう。
簡単に言うと、 音楽にはすべて「著作権」があるので「使用料」を払わなければならない。 放送業界では、1回づつ払っていてはあまりにも煩雑になるので、 楽曲の利用回数とは無関係に、事業収入の1.5%を放送局側から徴収する、 「包括的利用許諾契約」を結んでいる。 ところが、JASRACが管理しない曲が現れた。 つまり、新規参入会社の曲だ。 放送業界としては「包括的利用許諾契約」を結んでいるので、新たに使用権の派生する「新規参入会社」の曲は使用したくない。 新規参入は必然的につぶれる。 これが、公取委の排除命令の内容。 この「使用料」の問題は映画制作において、大きな問題になっている。 映画に使用すると1曲数千万円する曲も存在する。 テレビで放映されるのに、下請け会社が作った2時間ドラマなども、 その「使用料」を払わなければならないルール。 ところが、局制作のドラマなどは(当然バラエティーも)自分の使いたいオリジナルの曲をふんだんに使う事が出来る。 私たちは、映画製作時にいつもこの不公平や枷をかけられている感覚を拭えない。 この排除命令に対して、JASRACは処分を不服として闘う姿勢を示しているが、 「まだお金儲けしたいの?」というのが、正直な第一印象。 しかし、新規参入会社(イーライセンス)がエイベックス傘下と知った事で、 「どっちもどっちだな(苦笑)」という印象に変わっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 28, 2009 11:09:45 AM
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