テーマ:撮影現場での話(174)
カテゴリ:映画
映画を撮影している現場にも、写真(スチール)撮影をしている人もいる。
もちろん、映画の宣伝等に使われるのだが、これが最近困った事になっている。 つい数年前までは、フィルムで撮っていたので多くても36枚。 フィルム交換も大変だし値段もバカにならない。 ところが、最近はすべでデジカメ。 シャッターを切るだけ無尽蔵にというほど撮れるのだ。 映画の撮影に慣れた方なら、こんな事にはならないのだが、 今回のスチールカメラウーマンは、 俳優さんや女優さんがお芝居をしていても「パシャパシャ」 芝居が終わっても「パシャパシャ」 重要なお芝居であろうが、つなぎのシーンであろうが 本当に、周りの事などおかまいなしに「パシャパシャパシャパシャ」なのだ。 映画用のカメラアングルが決まる前から、1番良い場所に三脚を開いて陣取る姿を見ると、 本末転倒、あきれてしまいます。 監督も、そのブレインの方々も、映画畑の方ではなく、 「映像クリエイター」の方々なので、 お芝居をする俳優さんの気持ちより、 2次元の世界を造る事が優先されている感があり、 厄介な事に、そのグループにこのスチールカメラウーマンも入っているのだ・・・・。 ムービーカメラマンが注意しても、このスチールカメラウーマンは 「カエルの面に小便」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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