テーマ:プロ野球全般。(13367)
カテゴリ:NPB
かつて、広島カープに小早川毅彦(現NHK解説者)と言う選手がいた。
PL学園に野球留学し、甲子園に出場 法政大学に進学し、1年から4番、2年時には三冠王獲得、ベストナイン5度 広島カープにドラフト2位で入団、1年からクリンナップを打ち新人王獲得 あの怪物江川を引退に追い込んだ本塁打は印象的だった。 1996年広島を自由契約 野村監督率いるヤクルトスワローズに移籍 小早川の広島時代は「ストレートにタイミングを合わせ、変化球に合わせる」 野村監督は、そんな打ち方で広島時代の成績を残せた事を驚愕し、 不器用な小早川に「その打撃は向いていない」と諭した。 さらに野村監督は続けた、 ボールカウントの変化によって、投手と打者の心理も変化する。 そのなかで、情報を的確に用い、判断すれば、つぎに待つべき投球も見えてくる。 いわゆる「ID野球」だ。 翌年、巨人の開幕投手・斉藤雅からの3本塁打に繋がる。 詳しい経緯は、他の著書に譲るとして、 気合いだけで打席に立ち、 「自分の望む球種が来る」と信じ振り回すだけでヒットが打てる程、 日本の野球は甘くない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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