テーマ:プロ野球全般。(13359)
カテゴリ:阪神タイガース
巨人 vs 阪神 5回戦
先発投手が1試合で投げる球数を100球とすると、 その中でストライクボールは約6割の60球。 ボールにする球よりも少なからず慎重になるのが投手の心理だろう。 2回の裏、阪神の先発・岩田は、4番の阿部と5番の村田に連打を許して無死1・2塁 しかし、ここから岩田は、つづく高橋由を2飛、 ボウカーを三振にとって2死、粘りのピッチングを見せたように思えた。 次打者は、8番打者の加冶前。 岩田はホッとしたわけではないだろうが、初球に高めのゾーンへ投げてしまった。 力の無い投球は、簡単にはじき返されて先取点を献上した。 岩田は、4月15日の中日戦でも5回まで完璧と言える投球をしながら、 7番打者の平田に痛い一発を喫している。 先に述べたストライクボールの60球のうち、 細心の注意を払わなければならない勝負球は20球もないだろう。 どんな投手でも、このピンチは理解できるはずで、 残りの40球のストライクをどのようにとるかを意識する事で、失点はかなり減るはずだ。 前の打者をアウトに取り、次の打者に向かうまでにしっかりしたイメージを確立する。 捕手と同様のイメージが持てれば、なお更に良いだろう。 残念ながら、今のタイガースにこういった面でリードが出来る捕手はいない。 投手や捕手はもちろんの事、バッテリーコーチ・投手コーチを含めた「会話」が共通のイメージを持つ最短の道だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 29, 2012 06:16:15 PM
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