テーマ:議員と役人に物申す(75)
カテゴリ:時事ネタ
東北大震災の瓦礫処理問題。
関係各所は全国を行脚し、「瓦礫は安全」とした説明会を開き、 「被災地の大量の瓦礫を全国で少しずつ処理しましょう!」としている。 しかし、瓦礫処理を受け入れる都市は、放射能の影響があるかもしれないので、 受け入れ拒否を示す自治体も多い、福岡では逮捕者まででるしまつだ。 上記の問題は、ひとまず置いて、 不思議な事が起こっているらしい。 1995年に起きた阪神大震災 この時も大量の瓦礫が出たが、地元自治体のみで処理を行った。 今回の東北大震災による瓦礫量は、阪神大震災時の1.3倍しかなかったが、 先日、瓦礫の量は当初の計算より大幅に減る事が発表された。 つまり、阪神大震災の瓦礫量とそれほど違いは無いと言う事だ。 つぎに、被災3県の瓦礫処理は 福島県は地元で100%処理。 残る宮城県と岩手県の瓦礫の13%のみを全国で処理することになっている。 本当に短期間で瓦礫処理をしたいのであれば、 この13%と言う数字もっと大きくなっていいと思うのだが・・・。 もうひとつ、瓦礫処理を行う手数料 これは、阪神大震災時にくらべ、数倍になっている。 それなのに、地元で処理をすることなく、わざわざ全国に運搬して(当然、運送費は掛かる) 処理をすることになっている。 何故、処理の手数料がこんなに高くなったのか? しかも、処理をする地方自治体によって処理手数料はまちまちだ。 ・・・・「瓦礫に利権?」 被災地では「瓦礫も財産」と考える自治体もある。 瓦礫を処理するプラントを作れば、そこに雇用が生まれ町も発展する。 地元で瓦礫処理をする事は、決して苦悩ばかりではないのだ。 復興の順番としては、 瓦礫は仮置き場におき(すでに大半が仮置き場にある) まず、インフラを含む街を整備する。 「仮設住宅」ではなく、人が住める街を作るのが先だと思うのだが、 我が国の政権は瓦礫処理に躍起になっている。 この瓦礫処理に関する事項を、「誰が、いつ、どこで、どのように決めたのか」 一切分かっていないし、情報は開示されていない。 昨日の「5時夢」より お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 26, 2012 08:02:56 AM
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