2002年 5月
世間は、アジアで初めてのサッカーW杯開催で沸いた、その頃の話です。
沖縄ロケから帰京、
すると私は体調が思わしくなくなりました。
自己判断では疲れからくる風邪と思っていましたが、
熱がいつまでたっても下がらず、やがてフラフラ状態。
ついに、救急車が呼ばれ、近くの病院に運ばれました。
すぐにレントゲン撮影され、
肺は真っ白に写り、機能してない状態。
当然、血中酸素濃度もかなり低い数値。
幾度も針を刺しなおし、確認しづらい血管に点滴が刺され
緊急入院。
私自身は朦朧とした記憶の中での出来事でしたが、
妻の話では
死の淵を彷徨い、肺は相当のダメージを受けたと語っています。
今、コロナに感染したら、きっと私は重篤患者になると思います。
随分と治りましたが、痰と咳が続く奇妙な症状はいまだに続いてます。
(コロナではありません)
あと2週間の様子を見るような、生ぬるい「緊急事態宣言」では、
感染者は増え続けてしまうと思われます。
どうか、肺炎を軽く見ないでください。
息ができないのではなく、酸素を取り込むことができなくなってしまう、
致死率の高い疾病です。