撮影手順
普通の撮影現場まず、台本で2ページ以上のシーンになると、だいたいの照明を決めて、だいたいのお芝居をやってみます(通常「だんどり」といいます)そこで、お芝居を決めて行きます。監督の意向、俳優の気持ち、撮影をする画角にお芝居をおさめる為の融通を利かせ、細かい所まで決め、カット割りは、監督の頭の中にあるので(もちろん段取りをやる前から決まっている監督もいます)最終的にカット割りも決めます。通常、カットNo,1から撮影に入ります。カメラマンが画を決め、照明が決まり、その間に録音部はワイヤレスマイクやガンマイクを配置しお芝居を撮る為の準備が粛々と行われ、テスト!細かい所を直しながら、本番に挑みます。これが普通の撮影手順。何故、みんな出来ない!簡単、明快、そして伝統的な手順。録音部の私が先頭に立つ前に、助監督、キャメラマン、イニシアチブを取るヤツはいないのか?監督のセッカチを御して現場をコントロール出来るヤツはいないのか?