福岡空港
12月16日この日を含め、2日間で4回飛行機を利用した。セキュリティーチェックを4回通った訳だが、福岡空港にはあきれた。機材が入っているものの中で、開けなかったのはマイクが入っているケースのみ。「これは、マイクですか?」と聞かれたので、「はい、そうです」と答えたらスルーその次に渡したのは「マイクを繋げるコードの入ったバック」「よく見えないので、出して良いですか?」と聞かれたので、「マイクを繋ぐ為のコードです」と答えたのだが、全部バックから出しました・・・w残りの機材も全て、ケースやバックから出しましが、「出して良いですか」と聞くので、「どうぞ」と答えると、次からつぎに無頓着に機材を出して検査へ。チェックが終わり「ありがとうございました」と言うので、「どういたしまして」と答え、機材を放っておいた。係員が、何もしようとしないので、「出したんだから入れて」と言うと、スゴスゴと機材を仕舞い始めた、しかし、むちゃくちゃに詰め込む。入っていた状態なんておかまい無し。「ちゃんとしまえ、ボケ!」と言うと、係員の手が停まった。この係員は、子供の頃おかあさんに、「遊んだおもちゃは、ちゃんとしまいなさい!」と言われた事が無いのだろうか?録音助手がやって来て、係員に苦言を呈しながら機材はきちんと収まった。4回の中で、1番チェックが厳しかったのが、福岡空港。100歩譲って「一生懸命マニュアルを遂行している」と認めよう。でも、人として仕事をこなしていない。極めつけの事件が起こったのはその後だ。録音部は、大きめのリチウムイオンバッテリーを3個もっていた。内容量は10,700mAh/14,4Vこれらは預ける事が出来ず、手荷物として機内に持ち込む事になった。次に、ほぼ同じ内容量のリチウムイオンバッテリーを10個持っていた撮影部。「バッテリー手荷物は1人2個までとなっているので、残り8個は飛行機に乗せる事が出来ません」と係員。撮影スタッフはすぐに5人集まって、1人2個づつ持つことに、そして、係員から3歩離れたら10個のバッテリーはまた1つのケースへ・・・。その5人には、既に3個のバッテリーを持っていた録音部も含まれていたのは、言うまでもありません。マニュアルだけで動き、自分の意志を持たない保安係員。天下り先の為の会社なんて、そんな物だ。