テーマ:これ聞け!(433)
カテゴリ:洋楽
えー、前にも話したと思いますが
私の今の職場は精神科の病院でして 病棟内での患者の看護と世話をしてます。 で、うちの病棟は、長期療養の患者さんばかりなんで ある意味、集団生活と同じモンですが 先日の昼食の時の話で、メニューが クリームシチューとパンとフルーツポンチ だったんですよ。 でですね、食事は病棟内の食堂でみんなで 食べるんですけど、4名ほどフルーツポンチが 付いてなくて、厨房に問い合わせて 持ってきてもらう事にしました。 オバちゃん看護婦さんが電話で説明してたんですけど それを、私含めて数名の職員で 聞きながら食事の観察をしてました。 「スイマセン、なんかね、4名ほど デザートのフルーツチン○が付いてないんですよ」 その瞬間、職員が凍りつきましたね。 いや、小学生の頃はよくふざけて 友達と言い合ってましたけど まさか、こんな公の場で、しかも そのオバちゃん勤務態度も性格も非常に真面目 なんですよ。 そういう意味で、ゾッとしたんですが 徐々に職員と顔を見合わせて 笑いを堪えるのに必死でしたねぇ。 若い女の子の看護婦もいましたが 聞いてるのに聞いてないフリをしてました。 「えぇ、ですから、フルーツ○ンポですよ。」 うわぁ、まだ言ってるよ。 大丈夫かぁ・・・? と思っていたら 「スイマセンねー、今すぐに届けてくれるみたいですから」 オイオイ、話が通っちゃったよ。 厨房でも話題沸騰だろうなぁ。 いやぁ、でも見た目じゃ分からんけど もしかして、オバちゃん欲求不満? リーダーですこんばんわ。 さて、今日は再びHR/HMの世界です。 で、今日からスラッシュ四天王で 一応、このウルさ系を締めくくりたいと思います。 メタリカはすでに洋楽ファンならば耳にした事がある バンド名でしょう。 このメタリカも数多い名曲を残すほどの ビッグバンドに成長しましたが このアルバムを避けては通れないので紹介します。 通算5枚目。ではありますが、ある意味 メタリカとしてのデビュー作 と言えるかもしれない、衝撃の作品です。 前回までの速い展開でガンガン押しまくる 粋の良いスラッシュ系はなりを潜め 重く、重く、さらに重くミディアムテンポの 重低音で攻めてきます。 多分、と言うか当時のメタリカファン は動揺を押さえきれなかったであろうし 「バッテリー」を最初に聞いた時のような 物凄い衝撃もあったであろうと思う。 確かに、賛否両論はあった。 んが、結果的にヘヴィ・ロックという 後にスリップノットやKORNといったバンドの 土台となるジャンルを確立させたり このジャンルで殆ど当時初の全米No1に 輝いたり全世界で1500万枚以上を売り上げる という偉業を成し遂げたり、間違いなく世間は メタリカ=ヘヴィ・ロックを認めた歴史的な一枚であります。 また、メンバーの中でこんな事を言っていたのだが 「このアルバム以前のアルバムはまるでマッチ箱の中で 演ってるようだ」と。 確かに上手いこと言うなぁと思ったりもしたが メタリカは「...AND JUSTICE FOR ALL」を 出した頃から常日頃 「メタリカはヘヴィメタバンドじゃない! メタリカはメタリカだ!」 みたいな事を言っていたので、それがこういう形で しかもHMの概念を覆す事になったので 自分たちのやりたい事を見事にやり遂げたとてもカッコ良く お手本となるバンドでしょう。 ちなみに、タモリの「空耳アワー」でも お得意様のメタリカですが このアルバムのオープニング曲 「Enter Sandman」や「Through The Never」が 使われてますんで、別口で注目してみて下さい。 「Metallica」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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