旧譜でごめんねっ！～音楽は記憶の栞～

な、なにしてるんですか？村上タイガースは？４連勝前の盛り上げにしては過剰な演出でないかい？（;´_`;）
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　そんなワケで「家業手伝い」と「部活」の両立（？）な夏休みも佳境に入った頃の事、奈良から伯父家族が帰省。従兄がエレキギターなんちゅうモノを担いで目の前に現れたからもう大変。

↓担いでいたモノの色違い YAMAHA RGX（実物は真っ赤なボディ）↓
【すいません、必死で探したのですが画像がなっしんぐでした】

　今から考えれば、すごぉ～くもったいつけて扱うんですよ(^。^)　私にしてみれば、さっさと出せや！みたいなね(^。^)　今でこそ見かけませんが、当時は定番だった茶色の合皮ケースまでもが格好良く見えましたっけね。
　伯父家族が２～３日は滞在するとの事で、ここぞとばかりに従兄へ密着！！バンドやらライブの話やらを聞くも、まるで宇宙旅行の話を聞いている気分。単に「ほぇぇ(~_~　)」の連発。
「水割、練習してんの？」
「う・・・ん(-_-;)」
「返事重いなぁ(^_^;　なんか弾ける？」
「曲はまだ無理・・・簡単なコードと流れるようなドレミファソラシド(^_^;)」
「弾いてみぃ、貸したるわ」
　予期せず差し出された真っ赤なエレキに一瞬躊躇。
「コードはだいたい解んねんな？いくで・・・Ｃ」
【ぽろろん♪】“うわっ、弾きやすい”
　当然です。廃棄寸前オードリーとは違い、弾きやすいよう完璧に調整されてるんですから。
「ん、じゃＦ」
【ぽろりろん♪】“あ、弾けた、音がまともに出た”
「お、やるやん、弾きやすいか？」
「うん、チカラ入れんでもえぇね」
「まぁ、エレキやからな、ちょっと貸してみぃ」
　Ｆの感触が抜けきらない間に真っ赤なボディは持ち主の手元へ。
「何か弾ける？」
「疑問系とは失礼な(^_^;)」
　言い終わるのを待たず、いつの間にか掴んだピックが弦を弾き、左手の指が指板の上をススッと這いました。
【♪♪♪♪♯♪♪♭♯♪♯♪】
　放たれた音が何だったのか？Ｒ＆Ｒの定番リフなのか、それは未だに定かではありません。ただ、断言できるのは確実に「ある種の衝撃」が躰を走り抜けたのです。＜つづく＞