旧譜でごめんねっ！～音楽は記憶の栞～

アンタはエライっ！それに引き替えアンタはセコイっ！ (o_ _)ﾉ彡☆ﾜﾊﾊ!! ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ! しかし金額でかいな。
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　本日堂々の最終回！さて、従兄から教えられたスタンダードナンバーとはいったい。
　
　年末年始に向け伯父家族が帰省。前回と同じく従兄は真っ赤なエレキを帯同していました。迎えた私は、周囲から受験だの勉強しろだの強制塾通いだので若干疲れ気味。あぁ、うるせぇ（´。｀)　ってなもんです。
「水割り、受験やな」
「うん・・・」
「よし、頑張って志望校に合格したら、このエレキ格安で売ったるわ！タダでヤルわと言いたいけど、次のギター買う頭金ぐらいは欲しいからな(^_^;)」
　思いがけない提案にガッツポーズ。受験でもなんでもかかってきなさい。
　当時、ギターに対しての知識も少なく、全部カッコ良く見えたものです。現在フェンダーやオベーションも所有していますが、いまだに国産ギターは好きですね。

「そうや、曲を教える約束してたな。誰の曲をよく聴く？」
「う～ん・・・ハマショウ」
「それまたエライ渋いな(^_^;)まぁえぇどな。そやけどや、ファンならハマショウの曲を知ってるけど、ファンじゃない人って曲を知らんやろ？ハマショウの」
「うん(^_^;)」
「そこでや・・・♪♪♪」
　おもむろに弾き始めた曲は何となく聞き覚えのある曲。
「知らんか？有名やで・・・♪♪♪」
　従兄は歌わずに旋律しか弾かないのですぐにはわからなかったものの、サビ辺りまで来れば理解できました。

「スタンド・バイ・ミぃー？」
「そう、正解！」
「えんざないっ！！ってやつ！」
「(^_^;)When the night・・・な(^_^;)」
「あぁ、そうとも言います(-_-;)」
　弾きながら続けます。
「歌えるんなら歌いや。歌詞メチャクチャでもえぇで」
「そぉ(^_^;)　じゃ・・・♪えんざないっ　はずかむっ　＠＃＄＊＆％！＃＄％＾＠＃＄＊＆％！＃＄％＾そぉだぁーりんだぁーりん♪すてぇぇんばぁいみぃぃ♪うぉぉぉすてんばいみぃ　うぉぉぉ♪すてん♪すてんばいみぃ♪すてんばいみぃぃぃ～～♪」
「 (o_ _)ﾉ彡☆ﾜﾊﾊ!! ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ! 　そうそう、メチャクチャやけどそんな感じや（わ）間違えてはない！ただ正解ではないけどな」
　非常にまじめに歌ったたのですが、意に反して「ウケて」しまいました。ま、歌詞がグチャグチャでしたからね。

「あぁ、腹が痛いわ(^_^)わらかしてくれるな水割(^_^)」
「そ、そぉ？(^_^;)」
「いやなかなかナイスや！あぁ、やっと落ち着いたわ・・・・・・な？」
「ん？・・・な？って(^_^;)何？」
「二人とも知ってた曲やろ？ココにこの曲知ってるドラムとベースが居てたら、一曲完成やろ？ま、歌詞は別としてな」
「うん(-_-;)あぁ、なるほどね(^_^)b」
「残念ながら俺はハマショウ知らんから合わせるのは無理やねん。知ってても、もうひとつ土曜日がどうしたこうしたってヤツぐらいやからな」
「うん(-_-;)」
「さっきのスタンダードってヤツは大抵の人が知ってんのよ、タイトル知らんでも曲聴いたら解るのもあるし。コードも循環コードやしな」
「じゅんかんこぉど？(･o･)」
「それは自分で勉強しぃ・・・」

　と、まぁそんなわけでかなり引っ張りましたが（当初はそんな予定ではありませんでした）桂水割【思い出の一曲】は「ベン・Ｅ・キング／スタンド・バイ・ミー」だったのです。

↓オリジナルです↓

ベン・E・キング /スタンド・バイ・ミー～ベスト
↓お、よさそう！↓

オールディーズ　ベスト40（CD2枚組）

　後日談。無事志望校に合格した私は従兄よりそのギターを譲り受け、桜満開の新しい学舎へと旅立つことができたのでありました。＜完＞
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駄文へのお付き合い感謝いたします。【思い出の一曲】は本日にて完結です。新年からは装いも新たに（？）新シリーズを予定しておりますので、変わらずお付き合いお願い申し上げます。