旧譜でごめんねっ！～音楽は記憶の栞～

似てたんでしょうね、かなり。しかし、身元確認にそんなに時間かかりますかね？私も過去に経験ありますよ「ニホンゴダイジョウブ？」って話しかけたら「私ってそんなに東南アジア系ですか？」って綺麗な日本語で返されたこと。半泣きで謝りましたけどね。
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「桂さん・・・お願いしたらオークションで・・・ギター売ってもらえます？いやぁ、まだ未決定なんですけどね・・・(-_-;)」
　少し神妙な口調で楽器店「Ｙ」の敏腕スタッフＩ君が問いかけてきました。
「えぇよ、別に。値段とか決定したら教えて。代理出品してあげるよ」
　そう応えたモノの、なにやら煮え切らないＩ君。いつもの歯切れ良い（無駄にテンションが高いとも言いますが）トークは何処へやら。
　
↓そのI君↓
　

「かなり迷ってるんですよねぇ(-_-;)」
　売りたいギターはレスポールらしく、その理由を聞けばついついストラトを握ってしまうからだとか。弾かなきゃ！音を出してやらなきゃ！と思ってもストラトを選択するらしいのです。しかし、そのレスポールに愛着が無くなったり音が嫌いになったワケではないと言います。

↓ジェフベックのモデルらしいんですけどね、売りたい代物は↓

Gibson CUSTOM SHOP Historic 1954LP ”Oxblood”

↓なんちゅう値段ですかっ！を、三連発↓

Gibson CUSTOM SHOP Premium Grade Quilt Top LP`59 Indigo Blue Burst #2006-7


Gibson CUSTOM SHOP Premium Grade Quilt Top LP`59 Root Beer #2004-22


Gibson C/S Premium Grade Quilt Top LP`59/TR #2004-5

「買う時に結構苦労したんで惜しい気もするんですよ(^_^;)」
「う～ん・・・容易く手に入れたモノって容易く離れて行くんよね。逆に探し抜いて、バイトとか必死でやってお金貯めて！みたいに、そこそこ頑張って手に入れたモノって惜しくなるよね、実際手放す時に。」
「・・・。」

（え？マズかったか？ヤヴァかったか？なんか暗いぞ）

「あ、ほらほら、アレと一緒よ！簡単に口説けたオネエチャンとは意外と長続きしないやん！え？運命！！みたいな出逢いしても別れるまで結構早かったりするやん！(^_^)bところが、粘って、アレコレ作戦考えて口説いたオネエチャンって、今までの苦労はなんだったの？？みたいなのがあってそうそう別れたりはしないやん。まぁ、例外も多々あるけど(^_^;)」
「・・・。」

（なんや！なんや！なんで客がスタッフにこれだけ気ぃ遣うんやぁ(-_-;)いくら上得意や無いとはいえども・・・）

「あの・・・Ｉ君も相談したぐらいやから、手放さないんでいいんちゃうかな！みたいな意見を待ってない？(^_^;)　モノは無くならないから持ってたらいいんじゃないかなぁ～とは思うよ(^_^;)」

「・・・桂さん・・・(-_-;)」

「へ？(^_^;)いや、あの売りたかったら売って売って！Ｉ君のギターやからＩ君の考えにお任せ！！ね！(^_^;)」

「いや、さっきの言葉聞いて目ェからウロコがボロボロって落ちました！あのギター買ったときの事思い出してたんです。結構キツかったんです買うまで。そうですよね、モノは無くならないし売るのはいつでも売れますよね。たまには弾いてみることにします(^_^)b　まともな話しもするんですね桂さんも（わ）」

　最後のコメントは・・・どぉぉぉ言う意味かな？それ(-_-;)
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ＬＭコーナー限定で「桂水割の旧譜でごめんねを読んで来ました」と、スタッフに伝えてみてください、何か良いことがあるはずです。