旧譜でごめんねっ！～音楽は記憶の栞～

やってくれます、緑色のニクイやつ。あ、ザクちゃいますよ(^_^;)
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　連休後半の初日。ドサクサにまぎれてしまいたいと思います。

　かっぜのなっかのすぅぅばるぅぅ～♪

　下地色は仕上がりを大きく左右させる（らしい）。
　婦裸茂・水割はなんの迷いもなく、アクリルカラー・ブラックを手に取った。なぜ、こだわりのハルレッドではないのか？なぜ、敵と同様なフラットブラックではないのか？



　疑問の視線へ婦裸茂・水割が静かに答えた。

「これしか・・・無い（;´_`;）」

　在庫切れだった。

　
左・XF－9 ハルレッド ミニ 【タミヤカラー / アクリル系塗料】
右・XF－1 フラットブラック ミニ 【タミヤカラー / アクリル系塗料】

　溶剤で薄めた塗料を平筆で一気に塗った。ためらわず、塗った。砲台へ施した鋳造肌がテカって気持ち悪かった。在庫確認を怠った自分を怨んだ。
　改めて。薄く塗り重ねる事の難しさを痛感した。エアブラシも敵だと気付いた。

　　
左・スプレーワーク・ベーシックコンプレッサーセット（エアーブラシ付き）
中・PS306 クレオス Mr.リニアコンプレッサーL5/トリガーエアブラシセット
右・ウェーブ・スーパーエアブラシ・アドバンス02

「まだ塗るんですか？三回目・・・ですよ」

　塗装部の若手が驚いた。

「金子の・・・パクリ(^_^;)」

　婦裸茂・水割は「プラモつくろう・金子辰也編」をかなり見ていた。しかも、すでに呼び捨てだった。

　
左・プラモつくろう～Vol.1 ジオラマ(DVD) ◆20%OFF！
右・金子辰也ダイオラマ・スタイルブック

　乾燥と部屋の換気を兼ね、窓を開けた。

「ご使用時は換気に注意しながらだぁぁ？？？粘ってしゃぁないわい！(-_-;)」

　毒づいた。
　婦裸茂・水割は基本色を何にするか悩んだ。オリーブドラブをベースに、カーキを注す。
　言うほど冒険できない男だった。
　薄く薄く塗り重ねた。筆ムラとの戦いだった。下地塗りには出なかったムラが出た。メンバーに緊張が走った。換気の為に開けた窓がそのままだった。

　
左・XF－62 オリーブドラブ ミニ 【タミヤカラー / アクリル系塗料】
右・XF－49 カーキ ミニ【タミヤカラー / アクリル系塗料】

「粘ってしゃぁないわい！(-_-;)」

　暗色から明色へ、慎重に塗り重ねた。雨に打たれ、灼熱に焦がされ、風に晒された車体を追い求めた。見たことの無いモノを追い求めた。
　無謀だった。
　学生時代の授業を思い出そうと必死だった。デッサンの日々、彩度、明度の授業。ソレも無謀だった。婦裸茂・水割は悔やんだ。

「バンドばっかりヤルんやなかった（´。｀)」

　時、既に遅かった。

　へぇっどらぁぁいと♪てぇぇぇるらぁあぃと・・・♪
＜つづく＞
※このコーナーは【む～みんヲヤヂ・プラモ製作復活】を支援しております