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テーマ:ё・ぼ・や・き・ё(1794)
カテゴリ:閑話
元気ですかぁ~!!元気があれば何でもできる!!猪木爺ちゃん、無理しないで(^_^;) でも、見てみたい復帰劇。
======================================== 先日の事。母の遺影に手を合わせ実家の玄関を出ると、到着したばかりと思しき懐かしい顔が見えた。それは中学の同級生。何年ぶりだろうか?互いに、近況を報告した。 「それはそうとやな・・・水割、一緒に商売せんか?(^_^)b」 突然切り出された。 「んぁ?商売だぁ?誰と?(^_^)」 「俺と」 「誰が?(^_^)」 「キ・ミ(^_^)b しかおらんやろが?今」 ↓見てませんが↓ [DVDソフト] 俺たちの旅 二十年目の選択 唐突すぎる。会って五分と経たず、共同経営の持ちかけ。懐かしむ暇さえ与えてくれなかった。 その内容については割愛するが、完全に聞き手へ回る事を決めた。その会話の中、いわゆる「困っている感」を受けた。 更に驚いたのは、提案に対して即答を迫られた事。 「無理だろ即答は、常識で考えて(-_-;)」 「なんでや?こんなオイシイ話ないぞ!(^_^;)」 「それにしたってじゃ、子供の小遣いで済む金額でないんぞ(-_-;)」 出資だ共同経営だ、公正証書取り交わしてだ・・・友の言いたいことはよく解る。しかし、私に対するリスクとリターンが全く示されない。並べられるのは甘い言葉ばかり。 口説くならそれなりの手段があるはず。飯→酒→夜景→・・・、単純でも手順を踏んでくれれば「それなりに」嬉しいのではないだろうか?核心を突いて相手が落ちれば、それに越したことはないが・・・。 不労取得の甘い言葉へなびかない私に対し、今度は煽りの方法を選んだ。煽りと言えばオーバーだが、それまでのニュアンスとは正反対の意味で落とし始めた。 ↓なかなかねぇ・・・↓ 正しく儲ける「起業術」 「ここで勝負だろ?」「サラリーマンで終わるんか?」「昔みたいにギラギラしてないんちゃうか?」「今のままで満足なんか?」 後日連絡することを約束し、その場を離れた。 「早めに頼むわ!えぇ返事待っとるぞ!」 冷静に判断しなければならない。いくつか図星を突かれているだけに、それは尚更だった。 自営業の家で育ったせ所為か、嫌な物を見聞きする機会が多かったように思う。 八方美人の祖父は、保証人や融通手形などの挙げ句、有った物全てを失った。奮起して建て直したものの、力及ばず。借金を残したままで患った脳梗塞。 半ば無理矢理に跡を継がされたオヤジには、少し同情しよう。なにせ「勘と度胸」それだけで、家族を養ったのだから・・・。しかし、慰める気にはなれない。 ↓負けは負けです。勝ちは勝ちです↓ 負けて勝つ大八車の真商人 私は祖父やオヤジと同じ轍を踏むつもりは毛頭ない。・・・そう言えば、我が家は禿げる家系だ。 明確な答えなど出ないまま、天井を見つめ続けた。ふと気付けば、東の空がわずかに明るくなりはじめていた。答えまでもう少し、ほんの少しだけ時間を貰うとしよう。 <つづく> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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