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カテゴリ:閑話
ようやく暴風域が無くなった日本列島。ご心配いただきました当地は、たいした被害もなく水不足解消の結末を迎えました。被災された方々にはお見舞い申し上げます。
さて、そんな昨日はオカンの命日でした。早いものでもう一年です。 「台風と一緒に戻ってこんでもえぇがな(^_^;)」 などと思いつつ、オカンが吸い込んだ最期の一息を思い出していた次第です。 病状は悪化していたものの、まさかと思っていました。当然去年も連休、泊り込むつもりで夕食を済ませ向かった病室。ベッドに横たわるオカンを見て、少し辛そうかな・・・程度にしか思いませんでした。 その二時間後・・・。 「しっかりせんかい!」 聞こえたんでしょうね。大きく、一つだけ大きく息をつき、静かに瞼を合わせました。 泣かない。何があっても参列者や身内の前で泣かない。そう決めた葬儀は真夏日を更新した暑い日。周囲の力添えをいただき、無事に式はエピローグへ。 「最期のお別れになります」 スタッフの言葉が私の堰を崩してくれました・・・。憶えているのは痛いほどの日差しと僅かに鳴き始めた蝉の声です。 あれから一年。 武田鉄矢じゃあるまいし、いつまでもオカンオカンと言ってられません(^_^;) そんなにオカンオカン言うなら生きてる間に言え!と叱られそうです(^_^;) まぁ、節目の時ぐらいはいいでしょう。 どうですか?そっちには何がありますか?爺さんとは会えましたか?河野のおばちゃん、そちらに着きましたか?こっちの事は心配せず、みんなで水入らず、楽しくやってくださいよ。 今年、蝉はまだのようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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