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旧譜でごめんねっ!~音楽は記憶の栞~

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桂水割@ Re[1]:たまには音楽ネタ(05/12) MR.レブルさん >こんばんわ~水割りさん…
MR.レブル@ Re:たまには音楽ネタ(05/12) こんばんわ~水割りさんバンドもするんで…
桂水割@ Re[1]:お庭でマーチ~再開~(05/06) うなぎ登りさん >ども、ビアガーデニング…

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2007/08/15
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カテゴリ:カテゴリ未分類
8月15日。各地で行われる平和への祈り。それでもまだまだ願いは通じないのか、醜い争いや愚かな行為が続いています。62回目の夏も暑くなりそうです・・・。
================================
 早朝、打ち鳴らされる太鼓で起床。道場の中は当然、外回りも掃除。その後着替えて座禅。四十分程の黙想が終われば稽古開始です。

↓すげ!専用を売ってますな(^_^;)↓

剣道試合用具。九櫻(くざくら) 太鼓 バチ付(太鼓木枠/塩地材) JH820 【試合用具】

「朝イチやしな、軽くいこうか!ハイ防具無しの稽古(^_^)b」

 師範はニヤリとするものの、防具無しの意味は二時間みっちり「素振り」を指します。

「前進後退正面打ち・・・はじめぇいっ!」
「イッチッ!ニィッ!サンッ!・・・」

 次第に動かなくなる肩。握りが緩めばそこが擦れ、最終的には皮がめくれます。床を蹴る両足の親指付近も同様。紅葉のような手をテーピングで保護するも、汗と反復運動ですぐにゴミ箱へ。

↓入門時に配られる面手拭いには平常心の三文字。懐かしいな(^_^;)↓

面手拭"平常心”

「肱が上がってない!脚が動いてない!声が聞こえてこんぞぉぉっ!」
「イッチッ!ニィッ!サンッ!・・・」
「山田が声小さいな・・・もう百本追加ぁっ!」

 クソっあの野郎!と思うものの、いつ自分の名前が呼ばれるかと内心ヒヤヒヤ。追加の百を終えた時、申し訳なさそうに皆へ謝る山田の姿を見た時「連帯感」が生まれました。暑い、汗が目に入って痛い、苦しい、皮がめくれて痛い・・・それは誰も同じ条件だと気付いた瞬間でした。
 そう、敵はヒトツ。師範なのです。まぁ、そう思わせるのも師範の罠なんですけどね(^_^;)
 繰り返される、稽古と食事。恐ろしいもので人間「慣れる」ものです。

「試合させてやる。中学生がアタマになってチーム組め!ポジション(先鋒・次鋒・中堅・副将・大将)も自由でえぇぞ」

 試合は絶好の休憩稽古。ま、あその代償は大きいのですが(-_-;)

「ルールはチーム総当たり戦。勝ち数最下位のチームは防具装着のまま・・・正木坂往復やぞ(^_^)b」

 ほらね?そんなモンです、運動部って(^_^;)

↓剣道で検索してみよぉっとカタカタ ( * ̄▽)o"_/| ・・・嘘や(-_-;) こんなん嘘や(;´_`;)↓
  

 そこで身に付いたものが何か?それは実際私自身にもわかりません。あれから二十年以上経って、今こうして書き記せる事が財産なのかもしれません。
 その後も続けて合宿に参加。一時期竹刀を離したものの、コーチとして招聘されその後監督へ。二十名ほど歳の離れた後輩を引率して再び柳生道場へ。

「私が・・・」

 バスを降り師匠の荷物預かり、それを肩に登る正木坂は何も変わっていませんでした。

「桂先生、何も変わらんなぁ(^_^)」
「はい・・・あの頃のままですね(^_^)」

↓ほんま、何でもあるな。竹刀は別として愛用していた竹刀袋↓
  
左・ 柳生新陰流 袋竹刀
中・“金箔風”極上漆塗革ツバ 【剣道具・竹刀付属用品・革鍔】
右・8号帆布藍生地 竹刀袋 2本・3本・L3本入【剣道具・寶船・竹刀袋】

 そして同じように迎えていただいた住職。

「ここはね・・・また戻ってきていただける、そんな道場なんですよ」

 そうおっしゃる住職に頭を下げ、後ろに控える子供たちに向き直りました。

「全員荷物解いて胴衣に着替るぞ!十五分で道場へ整列!以上っ!」

 蝉の声がとても近くに聞こえる、そんな夏の朝でした。
<おわり>





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Last updated  2007/08/15 11:00:31 AM
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