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旧譜でごめんねっ!~音楽は記憶の栞~

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2007/11/25
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カテゴリ:閑話
 何が研究バンザイだか(-_-;) 結局はムチャクチャ痛いブロック注射をする事に。

 でもですね・・・溺れるモノは藁をも掴むんですよ。笑いながら (o_ _)ノ彡☆ワハハ!! バンバン!
 いや、痛みって限度超えたら笑いに変わりますよ、まぢまぢ( ̄ェ ̄;)
 促されるままベッドに横向き。

「はい、限界まで膝を抱えてください」

 ベテランナースの指示に従いポージング。いわゆる「かも~ん!横向きヴァージョン」ですな(^_^;)
 その直後、ベテランの手がジーンズのウエストに!

「下げますねぇ(^_^)b」

 ムキキッ!言い終わらない間に、見事な半ケツ状態。

(;´_`;)もう、どうにでもしてくれ!さながら、まな板の上の鯉。

「二発イクきね。ちと痛いで・・・(-_-;)」

 久々の痛みは声も出せず・・・(´。`) 確実にさっきの連射より針が太いです。

「少し圧迫感アルで、腰の周りに。最後や我慢せぇ」

(;´_`;)ぐぅぅあぁぁぁ

 治療薬がどのように体内へ拡がっているのかが解るほどの感触。それがまた、永遠か?と、思わせるほどの長い時間。

「よっしゃ、終わったき。これで多少は楽になるやろ」

 そうなんです。激痛を伴う治療なれど、ジクジクと続く腰の痛みに比べたらそれは一瞬。そしてその後はホップ・ステップ・ジャンプな日々が待っている・・・ハズ。
 麻酔治療のため、すぐに歩くことはできずそのままベッドで待機することに。遠のく痛みと共に薄れる両足の感覚。そうそう、これで楽になるのよ。自分に言い聞かせ十五分ほど経過。

 ・・・んん?( ̄ェ ̄;)
 ・・・ぬあ?( ̄ェ ̄;)

 微妙な異変に気づく私。

 ・・・エ?( ̄ェ ̄;)
 ・・・ヴゾ( ̄ェ ̄;)

 明らかに違う前回の治療との感覚。

 ・・・( ̄ェ ̄;)まさか
 ・・・( ̄ェ ̄;)ミスった?





 ・・・脚と、腰以外も痺れてるぅぅ(ノTДT)ノ

 そうなんです、私の・・・私自身の【注射器】が、思いっきり痺れていたのです。力強く握れど、ツーケーのナーアーに力を込めようと何の感覚も無い我が【注射器】に一瞬薄れる意識。以前は感じなかった痺れの箇所に、頭をよぎる医療ミスの言葉。

 うぅぎゃぁぁぁ(ノTДT)ノ ┫:・'.::・┻・・・(ノTДT)ノ ┫:・'.::・┻・・・
 マイ・トムソーヤ!!かぁぁむばぁぁっく!!
 ヘビメタ級の心拍数と、ガソリン単価並みに急上昇する血圧。おそらく泳いでいたであろう視線を知ってか知らずか、優しく声をかけてくれる女性看護士。

「桂さん、大丈夫ですか?気分悪いとか、どこかおかしいとかありませんか?(^_^)」
「あ、あぁ・・・(^_^;) 大丈夫・・・です(^_^;)」
 
 引きつる笑顔で答えるも、心の中はパニック。

 (ノTДT)ノ 私の注射器が!!注射器がぁぁぁ!!(ノTДT)ノ

↓いろいろ売ってますな、ここって↓
 

↓高っ!!↓


 人間、悪い箇所があると弱気になるものです。頭を過ぎるのは絶望的な事ばかり。
 世の中の嬢達よさらば(T_T)/~~~ 私の事は忘れておくれ(T_T)/~~~ 煩悩よさらば(T_T)/~~~
 絶望感の中いつしか浅い眠りへ・・・。薄れる院内の風景。

NEC_0014.JPG

「・・・さん。・・・かつらさん」

 優しい声が何処からか。

(う、う~ん・・・ごめんよ、優しい声の持ち主さん。どんなにキミが素敵でも、僕の注射器はもう・・・(T_T))
「桂さん、起き上がれますか?」
(う、う~ん・・・もう、起きるとか立つとかは僕には禁句なんだよ(T_T))

 ( ̄ェ ̄;)え?あ?は?

「そろそろお薬切れますよ。立ち上がれるかどうか試してみてください(^_^)」
「ふぁい( ̄ェ ̄;)」

 目を開けるとそこには笑顔の女性看護士。ん、確かに痺れは弱まったかな。当然、立ち上がる前に掴んでみました、マイ・注射器。グッと力んでみました。結果・・・。












 わぁいヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい
 見事復活(*TーT)bグッ! 注射器復活(*TーT)bグッ!

↓お約束のナース( * ̄▽)o"_/|↓
   
↑本文中とは大きく異なりますm(__)m↑

 小さくガッツポーズを決めたのは言うまでもありません。よく考えてみれば、体内にはかなりの量の治療薬と麻酔薬。痺れもするってなもんです。かなり焦ったのも事実ですが。その後、痛み止めと筋弛緩剤を処方してもらい、出社。

NEC_0013.JPG

 そして、現在。芯の痛みは残るものの、可動範囲は広がっております。回復率40%と言ったトコでしょうか?
 日々の暮らしには変えられません、痛い治療ではありますが通院してみようと心に誓う水割なのです。





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Last updated  2007/11/25 04:59:50 PM
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