旧譜でごめんねっ！～音楽は記憶の栞～

やりましたねぇ、星野じゃぺぇん！何やかんやとこの爺さん有言実行です。男泣きに少なからずグッと来てしまいました。・・・いや、ほら、痛さとかじゃなくてね(￣ェ￣;)
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　なんとか無事に脱糞を終え(^_^;)　定位置に戻ればマイクテストの真っ最中。さぁ、一発録り開始。

　そんな作業を尻目に、アコギ調整に余念のない私。

　じゃららぁぁ～ん～んずっちゃゃ♪

　リバーブが効いた最高のセッティングに感動し、頬を伝う熱い一滴。

↓繋ぎませんでしたけどね、結局・・・。アンプのつまみで充分↓
　　
↑空間系って飽きるんですよね、最終的に↑

↓あれば便利と思いつつ。・・・いらね(￣ェ￣;)↓
　

「コッチはＯＫや。！おう、水割！あんまりリバーブ効かせるなよ。くどくなるぞ」
「（;´_`;）ふわぁぁぁい（;´_`;）」

　殺意が芽生える時ってこんなもんなんでしょうね。そんな揺れる気持ちは誰も知る由なく、セッティング完了。灯る、心のオンエアーランプ。
　音頭です。音頭と言えば【ドンドンドン（休符）ドドンがドン】とか【ドンドンドン・カラカッカ・ドッドンドドン】辺りが定番。

「すいませぇん！最初の入りは大ちゃん音頭のイメージでよろしくぅ」

　注文通りのスタートにこぼれる笑み。そ・し・て、ノーミスで終了。漂う沈黙。顔を見合わせる各々。

「ＯＫ？ＯＫ？ＯＫ？」
「ＯＫ！ＯＫ！　(*TーT)bグッ!　やればできるやん！俺ら　(o_ _)ﾉ彡☆ﾜﾊﾊ!! ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ!」
「しかも１テイク目よ　(o_ _)ﾉ彡☆ﾜﾊﾊ!! ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ!」

　盛り上がりに反する一名。

「あ、ちょ・・・ごめん(^_^;)　・・・あの・・・」
「ん？何？　ヽ(∇⌒ヽ)(ﾉ⌒∇)ﾉ　どしたのあっきゃん　ヽ(∇⌒ヽ)(ﾉ⌒∇)ﾉ」
「押してなかった・・・ＲＥＣ・・・ボタン（;´_`;）」
「(o_ _)ﾉ彡☆ﾜﾊﾊ!! ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ!　(o_ _)ﾉ彡☆ﾜﾊﾊ!! ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・きっさまぁぁぁぁっ(ノTДT)ノ　┫：・'.::・┻・・・」

　殺意が芽生える時ってこんなもんなんでしょうね。コレを皮切りに始まる、ミスっちゃいけない雰囲気スパイラル。

「バンマスぅ、今のトコごまかしてない？チュイィンって(-_-;)」
「んな事あるかぁ(^_^;)」

　リテイク。

「ドラム、さっきリム叩いたな？カツンって音・・・(-_-;)」
「デビルマンみたいな耳ね(^_^;)」

　リテイク。

「水割、今んトコ声がふらついた・・・な？」
「ない！ないないっ！！(^_^;)　正常ぉぉ。メチャ正常ぉぉ(T_T)」

　リテイク（;´_`;）　疑心暗鬼録音は進みます。

「ぱ、ぱ、パンチイン使おうぜ(-_-;)」
「あほぉぅ。そんな透明ランナーみたいなルール使えるか！！」

　そう、我がバンドは常に顔面アウトのデスマッチ。・・・よ、弱いクセに(￣ェ￣;)

「次から、間違えたヤツがそこの空き缶に千円入れるんぞ(-_-;)　で、最多献金者がローソンまで買い出しぞ・・・えぇのぅ？(-_-;)」

　鋭い牽制球。金まで取られて、使いっパシリ。

↓ホンマに置いてあったんです、昔のスタジオに(￣ェ￣;)　こんなやつ↓


「ふっ・・・バンマス、強気な提案やな。・・・チューニングが甘くなってきとるようやで(-_-;)　さ、イコかどんどん、さっさと　ヽ(∇⌒ヽ)(ﾉ⌒∇)ﾉ」
「うそ！！！　ちょ！タンマ！ヽ(ﾟ∀ﾟゞ)うそぉん！うそぉん！」

　すでに見失う方向性。
　・・・何のことはありません。金が懸かれば必死になり、見事なＯＫテイクを披露する、疲労したメンバー達。

「や、や、やりゃ出来るもんやな(^_^;)　皆の者、大儀であった」

　その後、音源をデジタル化しＣＤ焼き付け。そんな大役をバンマスに丸投げしてどうにか完成。勿論、完成直前に【ジャケットは作ってくれ！】と悲鳴混じりのメールが到着しました(^_^;)

↓うわ、気になるわ、この悲鳴（ ＊￣▽）ｏ"＿／｜↓
　　

　施設のスタッフにお願いし、百枚近くを配っていただきました。予想以上の好評は何物にも代えがたい経験となったのは言うまでもありません。
　まぁ、そのＣＤを再生するがためにＣＤラジカセ買った方も少なくないとか。家族はびっくりしたでしょうね(^_^;)　ウチの爺さん、何聴くんやろか？って、いきなり我々のオリジナルですからね(o_ _)ﾉ彡☆ﾜﾊﾊ!! ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ!

　いつの日か、音源アップさせていただこうと思います(*TーT)bグッ!

＜終わり＞