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テーマ:英語のお勉強日記(8007)
カテゴリ:英単語とイタリア語単語
ちょっと片付けたら、疲れたので、一休み。
イタリア語で「pecca」という単語が出て来て、意味は「小さな欠点[誤り、欠陥]」でした。そういや、英語にも「impeccable(欠点のない、申し分のない)」というのがあったな~と思って、調べてみると、「peccable」もありました。 peccable〈人が〉罪を犯しやすい,誤りやすい: Man is peccable by nature. 人間は生来罪を犯しやすい. ランダムハウスの語源の所に、 [1604.(<ラテン語 peccare 罪を犯す).-PECCAVI]とあり、 peccaviにジャンプすると、何と発音がペケィバイ・・。 ペカーヴィという発音もあるようですが。 peccaviの英語の意味は、罪の懺悔(ざんげ), 罪の告白: cry peccavi 懺悔する,罪を告白する. 一方、イタリア語では、動詞「peccare」(罪を犯す、誤る、欠点[欠陥]がある)の半過去の活用変化形。 直説法現在の活用は、 pecco pecchi pecca pecchiamo peccate peccano で、 半過去の活用が peccavo peccavi peccava peccavamo peccavate peccavano あれ、peccaviは、2人称の活用語尾? peccaviの所に、「ラテン語でI have sinned」 となっていたので、ラテン語はまた違う活用なんなろうな・・・。 peccareのイタリア語の過去分詞はpeccato。 peccatoで名詞もあって、これは英語の「sin」。神の掟にそむく罪。 派生語が、peccationo, peccatuccio; peccatone;peccataccio ------------------------ **peccato 追加** peccato che まずいことに;~のはうまくない;やんなっちゃう,~だからいやになってしまう. 【直訳】~という罪. ●Peccato che arrivi il signor Pacilli, lo chef. まずいことにコック長のパチッリさんがやって来た(←到着する). ●Peccato che in questa casa non c'e` un uomo per fare i lavoretti. この家には,ちょっとした仕事すらやってくれる男が誰1人いないんだから,やんなっちゃう. --------------------- 文法の本で見たら、イタリア語には、変意名詞や変意形容詞を作る接尾辞があって、 「小さい」ことを表すのに、-ello, -etto, -inoをつけ、 「愛らしい、好もしい」感じを表すのに、-uccio(-a)をつけ、 「大きい」感じを表すのに、-oneをつけ、 「軽蔑した」感じを表すのに、-accio(-a)、-astro(-a) (ex. poeta 詩人 →poetastro へぼ詩人) へぇ~でした。 英語には、peccadillo(微罪,ちょっとした過ち)っていうのもあって、これは、スペイン語の「小さな罪」の意味だそう。スペイン語の「小さい」接尾辞は、-illoなのかな・・。 昨夜、AmazonでSR-E8000ITを注文しました。在庫が1台になっていたので、つい・・・。在庫僅少に弱いです。 ----------------- さっき、接尾辞のことを書いていた時に、「はじめてのイタリア語」(講談社新書)に何か書いてあったことを思い出し、読んでみました。以下、この本から。 spaghettiは、本来「何本もの小さいひも」で、spago(ひも)に「小さい」のニュアンスを付け加える-ettoという接尾辞(指小辞)をつけ、複数にしたもの。 英語でも、cigaretteとかkitchenetteとか、bookletとかありますね。 wikipediaに載っていた各国語の縮小辞の例 * -lum, -lus, -la (cerebellum, canaliculus, foveola) (ラテン語) * -ino, -ina (andantino), -etto, -etta (larghetto) (イタリア語) * -ito, -ita(La Cumparsita), -cito, -cita, -ecito, -ecita (cabecita) (スペイン語) * -chen (Ma"dchen), -lein (Fra"ulein) (ドイツ語) * -шко, -шка (полешко, матрёшка) (ロシア語) * -let (piglet), -kin (manikin) (英語) * -et (エスペラント) * -こ(べこっこ、ねこっこなど:東北方言) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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