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ニューヨークで初めてのレコーディングのために、3週間ほどピアニストの方の家にホームステイしたときの話のメモ。
鈴木さんのそれまでの英語はというと、 単語と文法は分かってるはずなのに、頭の中で作文して、顔を見てるうちに分からなくなる 感じだったそうで、最初の10日間ぐらいは、何か聞かれてもI beg your pardon?を繰り返しながら、何度も言い直して何とか言いたいことを伝えるような感じだったのだそうです。 ところが、10日ぐらい経った朝、”Good morning!”の後、言葉がダーッと出て来て、急に人の言ってる言葉が、意味をなして聞こえるようになったそうなのです。何とも羨ましい。 彼女の分析では、 10日の間に、今までに習った言葉を実際に現地の人がどういう風に使うかをインプットしたからではないか ということでした。 それと、字面ではなく耳で覚えていたことが役に立った と仰っていました。 行きの飛行機の中で全然聞き取れなかった機長のアナウンスが、帰りの飛行機の中では、そのまま理解出来るようになっていて、「あれ?今の英語だったのに、そのまま分かった!!」という経験をされたそうです。 キーとなったのは、そのピアニストの方や家族の方が大好きで、コミュニケーションを取りたいという意志がすごくあり、その望みがチャンネルを開いた。 気持ちのチャンネルがあり、そこが開いていると、言葉がすごく容易に出てくる 逆に言うと、日本語でも、チャンネルが閉じていると何だか話がよく分からない場合もある というのが、とても共感できました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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