季節風にのって

今日は銀座タクトでフラソングの師匠小出茂先生のライブです３月に、私がハワイから戻ってきた時、クルーズで『To you sweetheart,Aloha』をバンドの方と歌って、とても楽しかった事を伝えると、とても喜んで下さっていたのは嬉しかったんですが、事あるごとに、『ソロで歌ってみませんか？』とお誘いを受け・・・お断りをし続け・・・でも今回は・・・結局、生徒さんたちが歌うコーナーで歌わせていただく事に

本当は凄くありがたい事なんだと思います。先輩生徒さんにもそういっていただいたので・・・でも、極度の上がり症の上、この歌意外と難しいんですよ女性が歌うと特に

前日、歌う生徒さんが私を含めて４人集まり、カラオケ屋さんで練習をしました。その時集まった方たちが私にドレスやレイ、髪飾りまで貸してくださったり、私が緊張で凹んでいるのを察してくださった方が練習の後、コーヒーに誘ってくださったり・・・本当にありがたかったです

練習しなければいけないのに、なんだか忙しくて、暗譜もそこそこのまま、あんちょこを持って会場へ学生時代ちょっとクラッシックをかじっていた事があるんですが、あんちょこ作成はこの時に習得しました

凄い蒸し暑さの中銀座に向かいましたタクトに行くとお店の前にはもうお客さんの行列ができています。と言っても生徒さんとそのお客様が殆んどですが５分くらい待つと、私のお教室の方たちのお顔が見え一安心開場になって地下のお店に入ります。すると先に入っていた一人のお友達が席を取っておいて下さってこの方はお友達と言っても母よりも年上で、日本初の女性ハワイアンバンドのベーシストです。ご病気で右手が不自由になられても尚、ハワイアンに触れるためにお教室に通っていらっしゃり、こういう機会には生徒さんたちのためにベースを弾いて下さいます。先生もその辺をよくわかっていらっしゃって何かに付け『弾いて下さい。お願いします。』と仰っていらして・・・同じものを極めた方たちの友情って素晴らしいなぁといつも思っています。

席について、あんちょこを取り出そうと・・・『見えない小さすぎて見えない』老眼をかけて書いたけど、まさか老眼をかけてステージには立てないどうしようせっかく、昔とったキネズカで４色ボールペンで書いたのに～すると、髪飾りを貸してくださったお友達が、老眼用拡大コピー版楽譜を貸して下さいました。その方は自分はその楽譜を使われないのに、わざわざ私のために持ってきてくださったんです。ありがたいことです

皆さんに助けられ、何とか準備が整いました。水色のドレスに白いハイビスカスとピンクの薔薇のレイ、赤いハイビスカスの髪飾り。格好だけは一人前です

今日のライブは三部構成になっていて、一部は先生の歌とトーク、二部は生徒達の発表、三部がまた先生の歌です。私のお教室の中では私が一番最初に歌いますお願いをして、ドレスとレイを貸してくださった方に一緒に舞台に上がってウクレレを弾いていただいたり、最後をハモっていただいたり、またお世話になっちゃいました自分のステージはあまり覚えてませんが楽譜から目が離せなかったのは覚えてますお稽古不足丸出しでも何とか終わり、次はケカリと呼ばれる、ハワイの結婚の歌、ディュエッとです練習の時から素晴らしく、本当に品のいいケカリでした。

次は南国の夜と、四つの壁を歌われる、さっき私の付き添いをお願いした方の出番です。　　　　　　　　　

この方はソロのウクレレも永くやっていらっしゃるので、素晴らしい音色でした。

生徒さん方の発表も終わり、いよいよ三部に入りました。先生が『フラを踊って下さい』と客席に声をかけられると、ご家族の介護でお教室を何年も前に辞められ、本当に久しぶりに見えた元の生徒さんが遠慮がちにステージに出られ、踊られました。多分母と同じ位の歳の方ですが、そのフラは本当に美しく、小さな舞台でしたが、素晴らしい感動を頂きました。小出先生の元、ＯＨＡＮＡが集って同じ時間を過ごす、このステージには、マナがたくさん降りてきてくれていたと感じました。そしてこのときほど、もっと上手くなりたいと思った時はありませんでした。　　　　　　　

こんなに素晴らしい機会と、時間を下さった、小出茂先生とＯＨＡＮＡの皆さんに感謝します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＭＡＨＡＬＯ

　小出先生の公式ＨＰのリンクです。よろしかったら遊びにいらしてください。