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居心地屋やまぢ 女将のブログ

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Soyumi

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2006年11月13日
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カテゴリ:私的なこと
中学・高校時代は、父の仕事の関係で長崎で過ごしました。

飼っていた犬の散歩は私の仕事でした。
朝、浦上天主堂の周りを歩くと、どこからか賛美歌が聞こえてきます。

また、長崎という土地柄、私の仲のいい友人にはクリスチャンの子が多くいました。

浦上天主堂.jpg
浦上天主堂…平和公園のすぐ近くにあります


ローマ法王が長崎に来られた時、私はすぐ近くにいました。
友人は雪の降る中、見に行ったそうですが、あまりに人が多すぎてローマ法王は見えず、仕方なく
手だけ伸ばして振ったそうです。

私には、こんな事も偶然だとは思えないのです。
今思えば、新約聖書とインコで種を蒔かれた私の心に、長崎という土地を通して神様が水をやってくださっていたような気がします。





大学受験に失敗した私は、父の新しい赴任先である福岡で予備校時代を送りました。

ある日、天神の駅前で『アンケートに答えて下さい』と言う人に、警戒心のない私は気軽に答えました。
そのアンケートをきっかけに、その人は私を『聖書の勉強をしましょう』とある建物に誘いました。
それは、○一協会の団体でした。
そうとは知らず、私は聖書を独特に解説したビデオに次第に夢中になっていきました。

あまりに熱心に勉強したので、私を誘ったその人は私を次のステップに誘いました。

そこで、ビデオを見せられました。
それは、わらで作った人間を槍で突く練習をしている北朝鮮の様子でした。

北朝鮮は悪魔だと言われました。
そして、メシアは韓国にいるのだと。

次に、そのメシアと言われる人とその家族(奥さんと12人の子供)の写真を見せられました。

そして、その写真に土下座しろと言うのです。。。。



私は頭を床につけましたが、心の奥から情けない気持ちと悲しい気持ちがどんどん湧いてきました。
それは涙になって、次から次に溢れてきました。



この時の気持ちは神様の気持ちだったのだろうと、私は思います。
素直に聞いた事を信じていた私は、この人がメシアではないと言い切れなかったはずです。
でも、あの時に湧いてきた情けなく悲しい気持ちは、説明のつかないものでした。
神様は、悲しんでおられました。








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最終更新日  2006年11月13日 20時48分23秒
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