テーマ:心のかたち、人のかたち(952)
カテゴリ:私的なこと
○一協会の教えの中で私には、 「罪は洗礼を受けなければ赦されない」 という言葉が妙に頭にこびりついていました。
○一協会の「洗礼」は、何か独特なものがあったのかもしれませんが、私はキリスト教とは全部同じ教えだと思い込んでいました。 そして、「洗礼を受けたい」と、強く思うようになっていました。 ある日私は、予備校の通学途中にあったカトリック教会にふらりと立ち寄りました。 教会を訪問するなり、私は出てきたシスターに 「洗礼を受けたいのですが」 と、言ったように思います。 今考えると、相当常識はずれな申し出を、いきなりしていました 恥ずかしいです。 でも、その時は、大真面目でした。 シスターは優しく、「洗礼を受けるには、まず聖書の勉強をしなくてはね。」 と言って部屋に案内してくださり、 「ルカの福音書が易しいから、これから始めましょう」と、マンツーマンで聖書を解説してくださいました。 ところが、シスターが読み進める聖書の解説は、私が学んだ聖書の教えと全く違うのです。 「ここは、こうではなく、このように教えてもらいました。」 私はシスターに言いました。 シスターは不思議そうな顔をして 「そんな解釈は聞いた事もありません。私も勉強したいから、それがどこの何という所の解釈なのか、教えてちょうだい。」 と言いました。 「世界基督教○一神霊教会 といいます」 シスターは、その団体を知りませんでした。 でもメモをして、「どんなところなのか、他の人に聞いてみるわね。」と言われました。 次に教会に行ったとき、私はこの団体が大変危険な団体である事を初めて聞きました。 信じきっていた私は、頭がパニックになりました。 もう、何が本当かわからない! いったい何が本当なんだろう!!! 私がとった行動は、一度何もかもから離れてみる事でした。 カトリック教会からも、○一教会からも。 そして、受験勉強に専念し、広島の大学に受かりました。 神様は、いつもいつも、私を招いてくださっていました。 カトリック教会のシスターを通して、私に間違いを教えてくださったのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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