カテゴリ:家族
私は、末娘の通う幼稚園のPTA会長です。
だから、先日行われた 宮崎市私立幼稚園PTA地区会定期総会&研修会 に行って来ました。 定期総会って、、、前年度の事業報告、会計報告、役員交代、今年度の事業案と予算案の承認など・・・はい、と言うしかないような話が30分ほど続きました。。。 しかし研修オタクの私、この後の研修会にワクワクしていました ということで、今日はその時の研修(講演)の内容をアウトプットします。 興味のある方だけ、読んでくだされば結構です。 ★・・・・・・・★・・・・・・・・★・・・・・・・★・・・・・・・★・・・・・・・・★・・・・・・・★ 演題『親子で元気~子どもの育ちと親のかかわり』 宮崎学園短期大学非常勤講師 平原博子氏 子どもの育ちについて ・3歳までの脳の発達は、それ以降の脳の発達に比べ驚異的である。 ・6~7歳までに感情は、大人と同じほど育つ。(語彙力が乏しいため、うまく表現できないだけ) ・脳の発達のために子どもたちに必要なこと・・・子どもが工夫して遊ぶこと。 安定した自己を形成するには ・3歳くらいから“思いやり”の心が育つ。 “思いやり”は、言って聞かせて育つものではない。 親が思いやりを持って子どもに接して初めて育つ。 ・6歳までに“幸せ”が心にインプットされれば、思春期もうまく乗り切れる。 6歳までの子どもの“幸せ”は、“快”。 子どもの不幸とは・・・“不快”を常時与えている状態。 ・人間は“幸せ”の方向に変えていく能力を生まれつき持っている。 だから、6歳までに“快”を感じることができなかった人でも大丈夫。 ただし、“幸せ”になるためにはかなりのエネルギーが要る。 ・子どもの情動・・・良かった時に褒める、失敗したらうまく立ち直らせる、いたずらしたら頭がいいということなのでまず褒める、しかし素直に謝らせる。 ・6歳までに人間性の基礎を作るには、母親の気持ちを安定させて育てる。 子どもの心の成長について ・幼稚園での人間関係・・・喧嘩をし、自分の意見を主張しながら、でも妥協する所を見極める、そして素直に謝られる力・・・そんな力をつける。 ・規範意識・・・自分からルールを守ろうとする力 ・父の威厳とは・・・怖さではない、家族が協力し合っている中で親の偉さを知る工夫が必要。 ・基本的生活習慣とは・・・朝の目覚めから気持ちよく←母親の笑顔にかかっている (1)栄養を考えるより、家族一緒の食事が大切。 (2)健やかな眠り。9時に寝るということではない。気持ちよく寝ること。 (3)体を動かすこと。 ・“思いやり”は1万回言って聞かせてもだめ。母親が子どもに“思いやり”をたくさん振りかけることが大切 ・キレない子どもを作るには・・・動物的(本能的)な愛情で十分。 ・学力とは、真面目さ。 ・いい子のママの共通点 (1)子どもの話の聞き上手・・・子どもが安心して話ができる環境 (2)生活のプラス思考・・・決して人の悪口を言わない (3)行動はマメに・・・手をかけるよりもマメな行動をしている (4)人間力(自己肯定感)・社会力(家庭や地域との連携)・対話力(素直に聞く力)をママが持っている PTA役員の役目 ・ママたちお互いの助け合い・・・みんなを組み込んで良い集団を作ろう。 ・子どもに言ってはいけない言葉・・・早く・きちんと・たくさん・効率よく・失敗しないように ・6歳までにたくさん失敗することが大切。「完璧主義を望まない」 ・子どもを育てる3つの間 (1)時間・・・子育てには時間がかかる (2)空間 (3)仲間・・・いい仲間が必要 ・子育てのキーワード・・・slow and simple ★・・・・・・・★・・・・・・・・★・・・・・・・★・・・・・・・★・・・・・・・・★・・・・・・・★ こんなにいいお話を聞きながら、次の朝、また娘に“早くしなさい”を連発した私でした。。。 まだまだ、修行が足りんようです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[家族] カテゴリの最新記事
|