テーマ:夢を叶える人になる(1190)
カテゴリ:私的なこと
高校の時の修学旅行は、富士登山でした。
約480人で、八合目の山小屋に1泊。 これって、常識外れにすごいことです。どの先生が企画したんでしょうねぇ。。。 何がすごいって、、、山小屋だから数が限られていますでしょう? だから、一つのベッドにグループの6人が寝るのです。 3人ずつ頭を反対方向に向けて寝て、足は立てて交互に少しずつずらします。 両方の端っこから真ん中に足を向けて、しかもその足は立てたまま寝るのです。 身動きなんてできません。 そして、人が多いので、蒸し暑くて熟睡もできません。 そんな状態で、朝の4時に起きて出発。 レモンの蜂蜜漬けやチョコレートなどのありがたさが身にしみました。 睡眠不足で体力の続かない女子も続出。 元気のいい男子に荷物を持ってもらったり、背負ってもらったりしていました。(ウラヤマシ~私は元気だったからなぁ。。。) そんなこんなでも、何とか全員で頂上まで登りきることができました。 富士山ってね、八合目がとても長いのです。 歩けど歩けど八合目なのです。 こんなに歩いたのに、まだ八合目・・・全然進んでいない・・・ 頂上はあそこに見えているのに・・・ だから、修学旅行後の我が長崎北陽台高校の(受験勉強の)合言葉は 「どこまで行っても八合目」 「がんばれがんばれ八合目」 「これを超えればゴールはすぐだ!」・・・等々になりました。 八合目は長く、全然進んでいないように見えても、そこを通り過ぎたら頂上はあっという間です。 だから、八合目で諦めてはいけません。 先日の臥龍先生のセミナーで、この修学旅行のことを思い出しました。 日本のサービス業には、八合目ラインがあるそうです。 八合目とは、「満足」のラインです。 「お客様満足」・・・これでは、頂上はまだなのです。 八合目を超えれば、「感動」の領域に入ります。 「お客様感動」のサービスです。 私たちは、八合目でお客様に満足をしていただき、それで安心していてはいけないのです。 実は、頂上はすぐ近くに見えていますが、まだ頂上ではありません。 八合目ラインを過ぎてやっと、お客様に感動していただき、お客様の笑顔をいただき、それが私たちのエネルギーになるのです。 残念ながら、長崎北陽台高校では、私たちの次の年から富士登山は取りやめになったそうです。 長崎北陽台高校で富士山に頂上まで(しかも全員で)登ったのは、1回生と私たち3回生だけです。 富士登山はきつかったけど、その時の事はよく思い出されます。 途中から見た、幻想的なご来光。 頂上に着いた時の、なんとも言えぬ達成感。 頂上で飲んだミルクの、染み入る美味しさ。 どこまで行っても八合目。 でも、八合目が一番長いのです。 実は、ゴールに一歩一歩、確実に近づいているのです。 そして、八合目を過ぎると、あっと言う間に頂上です。。。。 八合目で諦めないで、一歩一歩、頂上に近づいていることを信じながら・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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