カテゴリ:勉強・研修
耕せ!にっぽん!in知覧
中村文昭×てんつくマントークライブ 『命の使い道』 この講演会が8月2日にありましたので、行ってきました。 これは、以前大嶋啓介さんの講演会が宮崎・延岡であったときに出演されていた、杉浦貴之さんからいただいた情報でした。 主人と二人で予約をしていたのですが、タイトルが『命の使い道』 しかも、参加対象者は自分の命の使い道を考えたい全国の若者とあります。 うぅぅぅ・・・わ、わ、若者・・・まぁ、私たちも気持ちは若いんですよ・・・ しかし若者対象の講演会のようですので、19歳の娘も連れて行くことにしました。 知覧まで、高速を使って2時間半くらいでした。 この講演会の参加資格に事前に知覧特攻平和会館を見学する事とあります。 しかも、最低2時間以上。 で、まず知覧特攻平和会館を観ることにしました。 隣の県なのに、知覧特攻平和会館に来たのは初めてです。 娘と私 実際に海から引き揚げられた戦闘機 会館の中は、ふだん私たちが過ごしている場所と空気が違います。。。 「笑顔!笑顔!」といつも言っている私も、ここで笑顔をつくることはできませんでした。 それなのに、特攻に出る直前の少年たちは優しい笑顔で写真に写っています。 悲しい場所だと聞かされていました。 でも、私にとってここは悲しい場所である以上に、怒りの場所でした。 『決死』『必死』『天皇陛下万歳』『お国の為』 鉢巻きや寄せ書きには、そう書いてあります。 そして政府からの『謝状』や『勲章』も展示されています・・・何これ。 これ?この若い命、若い可能性が、こんなバッジや紙切れにかわるの? おかしくない? 狂ってる。 狂ってる。。。 何千人もの若い可能性を、戦争と言う名のもとに、殺してる。 教科書で習って知っていた事実でした。 でも、、、その事実の記録が目の前にあると、怒りがこみあげてきて・・・苦しいくらいでした。 いつもは涙もろい私も、この日は涙はなく、心の中は怒りばかり。。。 特攻平和会館の隣にある知覧文化会館。ここがトークライブ会場 トークライブは、4時間・盛りだくさんでしたので、今日は前半をお伝えします。 前半は、特攻に行って生還した浜園重義さんを交えてのお話でした。 この講演会を企画してくださったしあわせの種事務局のスタッフの方々は、何度も何度も浜園さんの所に足を運び、今回のトークライブに出演してくださるようにお願いしたそうです。 戦争であちこちに負傷している84歳の浜園さんは、体も不自由で体調が悪くなる時もあり、当日の10時までこの講演会への出演のOKがいただけなかったそうです。 杖をつき、付き添われながらステージに登場した浜園さん。 しかし、ひとたび話し始めた浜園さんは、年齢を感じさせない、はっきりしっかりした・・・日本人の大先輩でした。 左から、浜園重義さん、中村文昭さん、てんつくマン 浜園重義さん 以前テレビで浜園さんのことが放映されていたようです。 Youtubeに、6回に分けて載せてあります。 戦時中の浜園さんのことが、ドラマになっています。 とてもわかりやすく、その当時の事を観ることができます。 ぜひ、ぜひ、ご覧ください。 『言わずに死ねるか』 その1http://jp.youtube.com/watch?v=pzgYOgsB1bo&feature=related その2http://jp.youtube.com/watch?v=CosjWRlQ4PU&feature=related その3http://jp.youtube.com/watch?v=AIRt9mBuDMs&feature=related その4http://jp.youtube.com/watch?v=jTZTtBu4eZM&feature=related その5http://jp.youtube.com/watch?v=sUmswaK-iRQ&feature=related その6http://jp.youtube.com/watch?v=eiWqz0Wsq84&feature=related この戦争、浜園さんはこうおっしゃいました。 「上の者が遊んで、若い者を前線にやる・・・こんな日本が勝つわけないと思いましたね。」 しかし、平和な日本を望んで、みんな無念の死を選んでいったのです。 てんつくマンが「もし、特攻に行った人たちがみんな生き返って、今の日本を見たらなんと言うと思いますか」と尋ねると、 「・・・悲しいだろうなぁ」と言われました。 「運は努力したものに与えられるもんですよ。」 「自分は信心深い方ではないが、神や仏が存在して一人ひとりを守っていると確信しましたね。」 「戦争は悪いこととみんな知っている、戦争をしたいという人はいないでしょう? でも、戦争をしないために、いったい何をすればいいのかを考える人は少ないんです。」 「親が子を思う気持ち・・・これが平和につながります。」 そして、浜園さんは最後に力強くこうおっしゃいました。 「日本が常識のある堅い国になるために、伝えたい。 世界の人から笑われるような日本人になってはいけない。 大きな声で「日本人だ」と言える国民になってほしい。 これは、次の子どもたちに対する義務です。」 どうぞ、これを読んでまたは映像を観て、何かを感じた方は、ぜひ次へ伝えてください。 戦争で亡くなった方々の思いを無にしないように、立派な誇りをもった日本人になりましょうよ。 てんつくマンのこの日のブログ http://bn.merumo.ne.jp/backno/bodyView.do?issueId=2008080319032700518931000 「しあわせの種」代表・福倉さんのブログ http://siawaseon.exblog.jp/7794849/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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