カテゴリ:勉強・研修
この本は、前から持っていました。 読みやすくわかりやすく、サービスの基本となることが書かれています。 なんと、もう10年以上前に書かれた本ですが、今読んでも全く時代遅れではなく、素晴らしい本です。 この著者の力石寛夫先生が、宮崎県にいらっしゃるという情報をキャッチしました!! 宮崎といっても、市内から車で1時間ちょっとの山の中、北郷町という温泉街です。 ここの温泉協会主催で、力石さんの講演会が開かれることになっていました。 この情報は、主人が“みやざきおもてなし向上委員会”で知り合った方から頂いたものです! “みやざきおもてなし向上委員会”バンザイ 朝の9時半からでしたので、7時半には家を出ました。 幼稚園生の末娘は、まだ誰も来ていない幼稚園にあずけて行きました。 力石寛夫さんのプロフィール トーマスアンドチカライシ(株) 代表取締役 チカライシアンドカンパニー(株) 代表取締役 玉川大学大学院 客員教授 日本ホスピタリティ推進協会 常任理事 (社)日本フードサービス協会 アドバイザー (財)江頭外食産業及びホテル産業振興財団 評議員 ■ポールスミス大学 ホテル経営学部卒業(米国ニューヨーク州) その後、カリフォルニア州のマークトーマスエンタープライズにてマネジメントトレーニングを受ける。 ■1972年、国内外のホテル・外食・レジャー産業のコンサルティング会社「トーマスアンドチカライシ(株)」を設立。 ■1988年、教育・研修・能力開発を専門に行う「ホテルアンドレストランインスティテュートを設立。」 同社は、2002年三井物産との資本提携を機に「チカライシ アンド カンパニー(株)」に社名を変更。代表取締役に就任。 ■1997年出版の著書「ホスピタリティ サービスの原点」はベストセラーとなり、多くの企業において研修テキストとして活用されている。 力石さん、お話もさすがわかりやすく、声もステキ、そしてとって~もダンディな素敵な方でした!!! 力石さんの講演会で、特に印象に残った事をいくつか・・・ ☆他人の喜びを自分の喜びとする、これは人間にしかできない精神的な部分です。 ☆これからは豊かさ・優しさ・楽しさ・感動・喜び・安心・元気など心の共有業(つまり、ホスピタリティ産業)がメインになっていきます!! ☆サービスにかかわる仕事をしている人たちは、堂々と「ホスピタリティ産業に携わっています」と言えたら本物です。 ☆今からは“質の向上”の時代です。もう量の時代は終わりました。 質を向上させるためには・・・ (1)一人の人間として、豊かな人間性の育成をしましょう! (2)プロフェッショナルとしての質を高めましょう! 専門分野の質の向上・研さんをしましょう! (3)提供する商品の質・サービスの質・清潔で衛生的な環境 ☆当たり前のことを当たり前にするために最低限必要な3つ (1)あいさつ (2)約束した時間は必ず守る (3)頭のてっぺんからつま先まで、人に不快感を与えない清潔な身だしなみ ☆ホスピタリティこそ、サービスの原点 =心・気持ち(思いやり、心づかい、親切、誠実さ、心からの歓待、もてなし) ☆どんなにお金をかけて店を建て、商品を出し、いい技術者を雇っても、そこに心がなければそれはゼロです。 ☆ホスピタリティあふれる店にするために必要なこと 仲間同士の思いやり・心づかいの大切さ 一番身近な人から意識して、ホスピタリティの訓練をしよう ☆これからの時代は、コミュニケーションを持ったサービスが求められます。 コミュニケーションとは、人間関係の一番初めに来るものです。 お互いを理解⇒そして信頼⇒愛情・友情・・・これがコミュニケーションの順序です。 ☆ホスピタリティは、心に思っているだけでは伝わりません。 それを言葉や態度で表わす(コミュニケートする)ことが大切です。 ☆CSの前にESを。 CS・・・カスタマーサティスファクション(顧客満足度) 高度成長期、日本のサービスはこれだけを求めてきたがうまくいかなかった ES・・・エンプロイーサティスファクション(従業員満足度) まず身近に働く仲間同士の環境作りが大切 とても素晴らしい講演だったので、社員全員に聞いて欲しく、こんな社内報を作っちゃいました。 A4 8ページ。力石さんの講演内容を、私なりにわかりやすくまとめてみました。 ※スタッフ全員に配りましたが、もし欲しいといわれる方がいらっしゃいましたら、個人的にメッセージください。お送りいたします。 こんな文章力ですので、その辺はご了承ください。 2時間の講演会。 ボロボロになった力石さんの本も持って行って、しっかりサインをしていただきました。(ミーハーなので・・・) 力石さん、ダンディで知的で優しくて上品で、本当にかっこいい方です。 帰りの車の中で、パパに 「パパ!力石さんみたいなステキな大人になってね!!!」と強く訴えていた私でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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