テーマ:九州 旅と食(1340)
カテゴリ:宮崎
宮崎では、11月の中旬から2月にかけて、各地で神楽が盛んに行われます。
神楽(かぐら)は祭りの原型とも言われ、宮崎県で3番以上(実は全部で33番まであります)を 奉納・執行している所は350ヶ所以上もあるそうです。 宮崎の神楽で代表的なものは、「高千穂神楽」「銀鏡(しろみ)神楽」「祓川(はらいかわ)神楽」 などです。 いずれも、毎年冬に、夜を徹して地区民の前で舞うので、夜神楽(よかぐら)と言われます。 夜神楽以外にも、3月に行われる春神楽や昼に奉納する昼神楽、 夕方からの半昼神楽などもあるんだそうです。 いろんなのがあるんですね。。。 高千穂夜神楽 高千穂一帯に伝わる夜神楽は、11月22、23日を皮切りに、翌年の2月10日まで 19地区で催されます。 夜神楽の成立時期は、鎌倉時代から室町中期または末期という説がありますが、 集大成は江戸時代中期なんだそうです。 これ、民家を神楽宿(かぐらやど)という祭場にして行うそうです。 高千穂神楽は、1978年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。 Youtubeで、高千穂神楽がありました。http://jp.youtube.com/watch?v=C2JrdTfMSGo 興味のある方はご覧ください。 子どもはこれ見たら・・・泣くでしょうねだって怖いもん。 銀鏡(しろみ)神楽 こちらは西都市東米良銀鏡地区に伝わる夜神楽です。 珍しいのは、1週間以内に捕れたイノシシの頭を並べることです。 イノシシの足跡を追い、捕えて持ち帰るまでを狂言風に仕立てて舞うそうです。 これも、1977年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。 祓川(はらいかわ)神楽 こちらは高原町祓川に伝わる夜神楽です。 氏子宅を巡回する形で舞い継がれてきました。 現在は、12月第2土曜日(明後日だ!)に祓川神楽殿前の広場で行われるそうです。 これは数多く真剣を使い、呪術芸能の面影をとどめるとか。 今は「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」として国選定となっているそうです。 ↑何のこっちゃ難しいですなぁ。。。 まぁ、国の無形民俗文化財になる前段階・・・みたいなものらしいです。 神楽話にお付き合いくださいまして、ありがとうございます。 みやざき観光・文化検定試験は、14日のお昼からです!! こんなんで、大丈夫かしらん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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