ワインアドバイザーコンクール
7月21日、高輪プリンスホテルで、ワインアドバイザーとワインエキスパートのコンクールを観てきました。これは、私が受けたロワールワイン(ロワール地方のワイン)のセミナーの後にありました。セミナーが目的だったんですが、好奇心で見学することにしました。このコンクールっていうのは、もともとワインアドバイザーやワインエキスパートの資格を持っている人たちが2年に1回集って、その知識を競うものです。コンクールってどんなことをすると思いますか?・・・私、想像もつかなかったんです。見たままをご報告いたします。まず、別室で控えているワインアドバイザーとワインエキスパートが二人一組で出てきます。で、台本に添って劇をするわけです。ワインに詳しいお客様(ワインエキスパート)が、ワイン屋さんに来て店員(ワインアドバイザー)と話をするというシチュエーション。その台本がこれ。↓Aがワインアドバイザーで、Eがワインエキスパートのセリフです。A「いらっしゃいませ」E「クレマンドノアールありますか?」A「ちょうど試飲販売しております」 Aがクレマンドノアールを開栓、注ぐ Eが飲んでみるA「いかがですか?」E「○○○○○○」A「このワインに合う寿司ネタとその理由を聞かせてください」E「○○○○○○」A「こちらの3枚の絵と、ロワール地方の関係を教えてください」(ジャンヌ・ダルクとモナ・リザとフランソワ1世の絵)E「○○○○○○」E「家にこのチーズがあるんですけど、チーズの正式な名称とその名前に含まれる村に最も近いAOCワインとそのワインとの相性を教えてください」(シェーブルチーズ3種類の写真)A「○○○○○○」いやぁ、突っ込みどころ満載の台本です。ワイン屋さんに行って、店員からこのワインに合う寿司ネタを聞かれたり、絵の説明を聞かれたり・・・緊張していて、セリフを忘れてしまった人ノリノリで台本にないことまで言って注意された人ワインを開栓する時、音もなく上手に開けられた人答えを詳しく話し過ぎて、「良くわかりましたから続きはあとでゆっくり」と言われてしまった人質問とは違う答えをしてしまった人いやぁ、様々で、すごく楽しいコンクールでした機会があったら、ぜひご覧くださいね。次回は2年後です!