香港発 082惣菜有限公司 社長の日報 Ver.2　

ファーストフードチェーンの調理、労務、サービス等
の完全なマニュアルはいつも感心する。
特に大手バーガーチェーンのMでそうそうわがままな要求
をしない限りサービスの不備で憤慨する事は無いのでは
ないだろうか(私だけ？）

最初の頃は言葉の壁は多少ありながらも、香港に来て
すごくMは利用させていただいていている。マナーの悪い
客には腹を立てることはあったが、従業員の立ち振る舞い
に対してはそんな事は無かった。
しかし昨日、私の日本、香港、中国、タイのM利用の歴史
上、はじめて腹が立った。

中国からの戻り、小腹がすいたので今どんどん24時間営業
の尖沙咀東店へ。
注文カウンターには客は１人。私がその横に並び｢ムコーイ!
(広東語で"すいませんがー")｣と一言。従業員2名が私の前
を通過。｢ムコーイ!!｣と2言目。｢収工!収工!(勤務終了の意)｣
と他の従業員2名がまた私の前を通過。｢ムコーイ!!｣と3言目。
今度はネクタイをしたマネージャーレベルの2名がまたもや
私の前を通過。その後キッチンの従業員と目が合った。
どうも接客をする気は無い様子。
温厚な私もこれでスイッチ入りました。

カウンターを叩き４言目の｢ムコーイ！！！｣。先ほど私の前を
無言で通過したマネージャーレベルの1人がやっとカウンターに。

マ：すいません。
私：私は2番のセットを頼みたいのだけれども、私の要求は
　　間違ってるか！？
マ：すいません
私：すいませんじゃねーんだ！！俺の要求は間違った要求
　　なのか、間違っていない要求なのかを質問しているの。
マ：すいません。あなたの要求はあってます

この店は当分利用しないですね。それからＭでの注意点。
｢○×バーガーはあと３分掛かります｣等、待たされる時は
今すぐ出来るものに注文を変えたほうがいい。
｢席でお待ち下さい。お持ちします｣と言われても番号札は
渡されるわけでなく、香港のどの店でも十中八九忘れられる。
これは私が香港に来た1994年から全く改善の兆しがない。