|
カテゴリ:香港ですから
香港は工事現場の足場に竹を組んだものを使用する。
40、50階建ての巨大ビルは例外として、20階程度のビルは殆どこの竹棒だ。 竹の購入そして工員にたっぷりの傷害保険をかけても、スチールの足場を作るよりは割安ならしい。この足場を組む為に紐(写真下の黒い紐)をかけていくのだが、この紐をかける工員は香港の国家資格を得ないとその作業が出来ない事になっている。 私の友人のお父さんが日本で建設会社を経営されていて、香港に遊びに来た。 「こんな竹の足場で、よくまっすぐなビルが建つよな」と感心していたらしいが、私も不思議に思っていた。そこで、香港の日系ゼネコンで現場監督をやっていた他の友人に聞いてみたところ、「いや、曲がってるよ。エレベーターチューブの裏や、非常口とかとにかく目に見えない箇所で調整してるんだよ」との事。エレベーターの裏とかは何でこんなところがコンクリが突出してるんだろうという部分もあるらしい。 地震の無い香港だからいいが、もし万が一地震が起きたら。。。まぁ~その時は香港と心中だな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[香港ですから] カテゴリの最新記事
|