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カテゴリ:香港ですから
香港、今日は台風が来てシグナル8が発令されています。ですので、息子、私ともに自宅待機です。この香港の「台風シグナル」なるものはなんぞや?という事なのですが、内容はおよそ次のようなものです。
「シグナル1」 警戒準備シグナル 「シグナル3」 強風シグナル 「シグナル8」 烈風あるいは暴風シグナル 「シグナル9」 烈風あるいは暴風風力増強シグナル 「シグナル10」 ハリケーンシグナル (ちなみに2、4、5等の数字シグナルは存在しません) 香港の気象庁よりシグナル3が発令されると、香港内にある全ての幼稚園はお休みになります。シグナル8以上になると学校はお休み、会社はシグナル8が発令されている間、通常出勤免除扱いになります。地上および海の公共交通機関も6,7割がたストップします。 香港は豪雨に関する「警告シグナル」も定めています。豪雨に関する「警告シグナル」は、以下の3等級に分かれています。 「イエローレイン」(黄色豪雨警報) 毎時30ミリ程度の雨 「レッドレイン」(赤色豪雨警報) 毎時50ミリ以上の雨 「ブラックレイン」(黒色豪雨警報) 毎時70ミリ以上の雨 「台風シグナル」と同様な扱いで、「レッドレイン」が発令されると幼稚園はお休み、「ブラックレイン」になると、学校お休み、会社発令中出勤免除扱いとなります。 「シグナル8」以上あるいは「ブラックレイン」に関し、香港の労働局は次のようなガイドラインを出しています。 ・始業時間2時間前に暴風雨警報が発令されたら自宅待機。 ・終業時間3時間以上前に解除または警報のレベルが下がったら出勤。 ・出勤できない場合でも賃金控除はしない。 「警告シグナル」は、発令中香港のテレビ等に常時表示されます。「シグナル8」以上が発令されると、一般交通機関が麻痺する事から「個人タクシー」の荒稼ぎの場となり、一種「無法地帯的」様相を呈し、「法外な運賃」を請求するなどして、香港の翌日の新聞を賑わす事もよくあります。 これを見るといつも私は、「香港社会はほんとうに需要と供給のバランスで出来ている」と感じます。需要に対して供給が過剰であれば値段は安くなる。需要に対し供給が過小であれば値段は高くなる。自由資本主義社会の当然の原理だと思うのですが、あまりにもわかり易くてちょっと笑ってしまいます。 香港ウェザーセンター予報 ブログランキング。応援宜しくお願いします。 さあ!カチッと!JUST DO IT ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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