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カテゴリ:映画
『バットマン・ビギンズ』観てきました。面白かった。
今までのバットマン映画は テレビやレンタルビデオで多分ほとんど観ているのですが あまり興味もなく ぼんやり見てきて 思い入れもゼロなので 今回のと今までの比較はできないし、 ファンの方が何がしかの世界観を抱いているとしても全くわかりません。 私にとっては 文字通り この映画がバットマンビギンズです。 まずは何故かヒマラヤ奥地での修行。 そうそう。修行はインドの山奥じゃないとね。 お師匠様はダイバ・ダッタじゃなくてダークサイドに堕ちちゃったクワイ=ガン・ジン。 セリフが微妙にスターウォーズとかぶっているのもいい。 渡辺謙さんは もうちょっと活躍できたらよかったのに残念。 ケイティには どうしてもトム・クルーズの影が見えてしまい嫌でした。 交際の噂が流れたころ 映画の宣伝のためかと言われていましたが あんなに過剰にトムとべたべたして、 絶対この映画にはイメージダウン。 結局婚約したということは 損得考えず感情のままに振舞っていたということなんでしょうが、ちょっとねぇ。 映画俳優は独身じゃないといけないとか 恋人は隠せなんて言わないけれど 役に透けて見えない程度にしてほしいです。 ゲイリー・オールドマンも、モーガン・フリーマンもマイケル・ケインも みんなよかったです。 そして クリスチャン・ベール! とんでもないお金持ちのお坊ちゃまで ハンサムで 表面は能天気なプレイボーイみたいに振舞うけれど 実は こうもりに対するトラウマ、両親の死に対する自責の念を抱え 父親への憧れとコンプレックスを併せ持ち 深く暗い怒りをもって悪に対峙するブルースをとっても素敵に演じていました。 かっこよかった。 「サラマンダー」ではジェリーの笑顔とマシューの頭と腕しかよく見ていませんでした。 ごめんなさい。 途中 マスクを脱いだとき 目の回り真っ黒のまま振り向くかとヒヤヒヤしましたが ふりむかなくてよかった。 少年時代を演じた子もクリスチャン・ベールによく似ていてGOOD。 次につながりそうな終わり方をしていました。 この面々でぜひ続けていただきたいです。 ヒロインは誰の色にも染まっていないかわいい人にして。 闘いの山場では JR福知山線の事故を連想させるシーンがあり さな猫さんから聞いてはいたものの サーッと現実に戻り怖くなりました。 連想と言うより そのものを見てしまったという感じ。 報道であの事故を見ただけの私がこうなのですから 身近に事故に関わった方はちょっと気をつけたほうがいいかも。 いえ ご覧にならないほうがいいと思います。 これが日本映画だったらカットされたり 公開をもっと延期したりしたんじゃないでしょうか? もう公開されてからかなりたっているからか 劇場はガラガラ。そんなに小さくないスクリーンの部屋でしたが 観客は10人もいませんでした。平日の午後ってこんなもの? さて これまでのバットマンをもう一度見直すか それとも見ないほうがいいか。ちょっと迷っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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