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テーマ:映画館で観た映画(8531)
カテゴリ:映画
ヒデヨシ 好きなので
出ているだけでにやけてくるんですが。 映画公式サイト お話としてこれってどうなんでしょう? ヒデヨシの性格もアタゴオルの雰囲気も知っているファンならついてゆけるでしょうが 面白そうなファンタジーだとおもって初めてアタゴオル世界に触れる人には不親切では? そもそもアタゴオルの日常描写があまりなく (景色はきれいだけど) 登場人物、猫たちの紹介なり説明なりもないままに話が進むので はじめてヒデヨシを見る人はあの性格に引くんじゃないかしら? ヒデヨシったら 自分勝手な食いしん坊で 友達も平気で裏切るし 善悪の判断より食い気優先だし 反省しないし改心しないし。 それがヒデヨシの魅力でそういう性格だからこそ到達できたり見えてくる 真実や愛や美があるのですが それをどこまでわかってもらえるか。 小さい子どもがいる友人が「連れて行こうかしら?」と行っているのを聞くと 薦めていいもんだか??? 「とことん生きるために生まれてきたのよぅ!」 と 何かを守るために命をかけるなんてダメ!!とヒデヨシが強調しているのに あのラストの自己犠牲。 ではあのヒデヨシの印象的なセリフはなんだったの? と なんだか消化しきれず 観終わった後 幸せな気分になれませんでした。 映画化にあたって原作のますむらさんがこのギルドマ外伝を推したらしいですが ギルバルスも出ずっぱりでよかったのですが・・ やっぱりギルドマじゃなくて 本編を映画化したほうが もっと間口が広く一般に受け入れられるものになったのではないかな?と思います。 この映画だけ観て あれがアタゴオルの物語だと思い込まれるのはちょっと心外。 http://www.walkerplus.com/movie/report/report4514.html ↑ここのインタビューでますむらさんは 「元々『アタゴオル』って今の社会に生きていることによって思っている色んなことを 描いてきているわけです。現実であくせく働くからアタゴオルには働いてないボーっ としている世界を描いているといった感じにね。でも、それをずっと描いていると 振り子のようにこっち側に闘う世界があって、ある周期でその世界に行きたくなる。 『ギルドマ』はその辺の感じを描いてみたいと思ったので現実の世界が反映されて います」 とおっしゃっていますが はじめての映画化なので 現実世界のようなギルドマでなく アタゴオルを描いて欲しかった。 声優さんたちはとってもぴったりで 山ちゃんのヒデヨシもサイコーによかったです。 できればこのメンバーで連続テレビアニメにして欲しいものです。 CGでなくてもいいから 美しく不思議で音楽と自然にあふれたアタゴオルの風景とともに。 せっかく谷山浩子さんが出ていたので 谷山さんの作った歌も聞きたかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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