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2006.11.16
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カテゴリ:映画
硫黄島からの手紙
公式サイト

 一日でも長く祖国を守り抜こうと、死ぬより辛い“36日間”を戦い抜いた男たち__

昨夜 日本武道館での『硫黄島からの手紙』のワールドプレミアに行ってきました。
レッドカーペットじゃなく 上映のほうに当たったのです。
(最近とってもくじ運良くて嬉しいです!)
あまりに感銘を受けたので ここに書こうとずっと考えているのですが
どう表現していいか言葉が見つかりません。
私の薄っぺらな表現力では筆舌に尽くしがたいです。

舞台挨拶で二宮君が「これは事実です」と言っていましたが
見終わって 彼の言葉を噛みしめました。
硫黄島の戦い って教科書で太文字で習ってても詳細何一つ知りませんでした。

イーストウッド 凄い。
淡々と丹念に描かれていて
号泣する映画ではなく ずっしり心に残る映画でした。
終わったあとで涙が滲んできて しばらく放心状態で 拍手するのも忘れていました。
帰宅したのちも 何をどう思うという具体的なものではないのですが
胸に迫るもの胸に残るものがあってあまり眠れませんでした。
今日も朝からずっと余韻を引きずっています。

アメリカ人の監督 アメリカ人のプロデューサー アメリカ育ちの日系脚本家の作品ですが
敵国日本をおろかで憎い敵としてではなく 命 感情を持った人間として描いています。
外国映画が描く「変な日本人」の違和感もほとんどありません。
よくぞ こんな素晴らしい映画を作ってくれました。

『父親たちの星条旗』を先に観ておいて良かったと思いました。
登場人物は全く重なっておらず
英雄とされた兵士の アメリカ本国での扱いに苦しむ姿を重点に置いた「星条旗」と
戦場の若者 司令官 士官たちを描いたこの映画では 視点は全く違いますが
特にアメリカ軍の上陸の場面ではどちらの立場にたつことも出来て
より 戦いのむごさ恐ろしさを感じられたと思います。

戦闘シーンは激しくて 上空からの爆撃のたびに 高射砲が発射されるたびに
銃が火を噴くたびに 背筋を冷たいものが走りました。
今も思い起こすと震えます。
映画で見るだけでそうなのです。
戦死者 自決者の描写が生々しいのも前作と同じです。
本当の戦場は地獄以外の何物でもなかったでしょう。

戦争を知らない世代 若い方も是非観るべき映画と思います。
能天気に街を闊歩している若者たち!
ほんの60年前の若者たちの苦しい戦いをきちんと知るべきです。
平和ボケしてしている日本で
戦争を体験した方々がどんどん少なくなっていますが
たとえ経験がなくても 戦争は絶対にしてはいけないものだと
これからも語り継いでゆかねばならないと強く思いました。
二宮君目当ての娘と行ったのですが
最初 スクリーンに映し出されるレッドカーペットの様子をみて
二宮君や桜井君に歓声を上げていた娘も 映画を観てからは沈痛な表情になっていました。
その意味では アイドル二宮君の起用は 若者にこの映画を見せるという点でも成功と思います。
アイドルなんて書きましたが 本当に二宮君、力演でした。
表情 たたずまいとてもいいです。
もちろん二宮君だけでなく 出演者皆さん素晴らしかったです。

「靖国で会おう」とか「我々が散っても国のひとたちは英霊として思い起こしてくれるだろう」とのセリフがあり
(言い方はもっと違っていたと思いますが) 
戦争で亡くなった方々のことをあまり考えもせず
日々無為に暮らしているものとして恥ずかしくなりました。
日本武道館の近くに靖国神社はあります。私はまだ行ったことがありません。
靖国神社への参拝は毎年政治的なパフォーマンスや糾弾に利用されていて
靖国神社に行くのは特別な思いのある人というイメージを抱いている人も多いと思いますが
実は 私もその一人です。
昨日は上映終了が22時前だったのですが
もし昼間だったら そのまま行ってしまったと思います。

今回は硫黄島の映画を見てそんなことを思ったのですが
戦いは硫黄島だけではなく各地でありました。
戦地で亡くなった方もいますが 空襲で亡くなった方もいます。
靖国参拝云々じゃなく 戦争でなくなったすべての方を悼み
二度と戦争を起こしたり巻き込まれたりしないよう
国民一人一人 世界の人々みんなが平和に向けて歩まないといけません。
対峙している相手のことも知らないのに 
相手にも国も家族も優しい感情もあるのに
そういうことを忘れさせてしまう戦争
理解していても国民として戦わなければならない戦争
人と人とが不特定多数に爆弾と落としたり銃撃したりして殺しあう戦争は
どんなに大義名分で飾っても 絶対認められてはいけません。

この映画は12月9日公開です。

        
  






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最終更新日  2006.11.16 14:22:25
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