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テーマ:ワイン大好き!(30891)
カテゴリ:新技術
日経新聞によれば、 東芝マテリアルは、3月5日、室内のような弱い照明でも 有毒ガスを効率よく分解できる新型の光触媒材料を開発した と発表したという。 従来の光触媒の30倍以上の効率で有害ガスを分解できるという。 これまでの光触媒は屋外利用が中心であったが、 壁紙や家具などに塗布して部屋の空気浄化などに使える様になり、 2008年夏にも量産を始めると言う。 新型の光触媒は酸化物の複合体であり、 大きさは100ナノメートル以下の微粒子であるという。 溶剤に混ぜて塗料などとして利用すると言う。 これまでの光触媒は酸化チタンと呼ばれる材料が 中心だったが、今回は全く別のタイプの材料を 開発したという。 室内の一般的な照明の明るさである200ルクスで、 シックハウス症候群の原因物質とされる ホルムアルデヒドやアセトアルデヒドの分解性能を調べると、 従来の光触媒の30倍以上の効率で分解されるという。 また、大腸菌に対する抗菌作用は50倍以上だったという。 今後の実用化が期待されるとしている。 同様のシステムの光触媒で、CO2を分解するものが登場すれば、 温暖化ガス削減に一役かうことが出来るかもしれない。 室内の照明で済むならば、利用価値は広範囲に展開しそうである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 7, 2008 01:30:07 AM
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