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Mac Nakata@ いいこと書いてありますねぇ。 おっしゃる通りだと思います。
空間・計画研究所@ Re:写真見入っちゃいました。(11/08) Mac Nakataさん >11月20日だったかサッ…
空間・計画研究所@ Re:世界恐慌(10/03) Mac Nakataさん >日本は電気自動車や燃…
Mac Nakata@ 世界恐慌 日本は電気自動車や燃料電池車へ移行する…
Mac Nakata@ 写真見入っちゃいました。 11月20日だったかサッカー代表がカタール…
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空間・計画研究所@ Re:あと1ついる(04/15) Penelopeknさん >「Liability」 Oxfo…
Penelopekn@ あと1ついる 「Liability」  日本語で責任と言えば…
Yutakarlson@ 美味しいエコ宅配 こんにちわ。ピザテンフォーのyutakarlson…
Mar 8, 2008
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カテゴリ:新技術

資源・エネルギー・環境問題を解決する手段として

革新的新技術の開発が必要であることが認識された今日この頃である。



しかしながら、この新技術には、

高効率火力発電、先進的な原資力発電、革新的な太陽光発電

など、全ての科学技術に分配される、

川の流れでいえば川上の技術と、

産業部門(水素を使う製鉄、ガラスなどの革新素材など)

など、川上の技術で生まれたエネルギーを使って、

全ての人々の営みのための製品を生み出す素材として分配される、

川の流れでいえば中流の技術と、

オフィスをはじめとする民生部門など

(燃料電池、省エネIT機器、バイオマス、次世代自動車など)

など、川の流れでいえば上流のエネルギーと

中流の中間生成物を活用して、人々の生活に活用できるようにする

川下の技術とがあると考えられる。



省エネルギーやCO2の削減量を計算するときには、

川上から中流の技術で考えると、集約されるので、

絶対量が多く、それでいいような気がしてしまうのも事実である。

全ての人類の技術的営みのほとんどが、

川上の技術と中流の技術の恩恵を受けているのは事実である。



しかるに、川上の技術は汎用性が高く、中流の技術も汎用性が高く、

実は、川下の技術で要求されれば、要求されただけ利用される技術であり、

省エネやCO2削減の効率化に恩恵することがあっても、

川下の技術が担っている、ライフスタイルの根本的改変を担うことは

少ないことに着目する必要があろう。



川下の技術で、例えば、バイオコンピューターが実現すれば、

中流の技術の需要に革新的な影響を与えることになり、

上流の技術の需要も、エネルギー利用体系が異なるのであるから、

やはり、革新的な影響を与えることになろう。

同様に、バイオテクノロジーを使った、部材や素材ができ、

太陽エネルギーから取り込んだ正のエントロピーを

植物の光合成の様な方法で取り込むことが出来る様になった場合

を考えてみよう。しかも、中身だけでなく、

外装などの素材が、植物系のバイオテクノロジーで

できた構造体によるケースでできているとしよう。

それらは、比較的短時間のうちに、バクテリアで分解され、

これもまた、太陽エネルギーにより引き起こされている

水と大気の大循環という地球の生態的システムにより

大気圏外に運ばれ、宇宙に廃棄されるとしよう。

その時には、川下の技術としては、

正のエントロピーが地球システムの中に溜まること無く、

宇宙に廃棄されることになる。



このとき、中流の技術もまた、川下で使われる素材などであるから、

当然、水と大気の大循環という地球の生態的システムにより

大気圏外に運ばれ、宇宙に廃棄されることになる。

従って、正のエントロピーが地球システムの中に溜まること無く

宇宙に廃棄されることになる。



さて、この時、川上の技術はと言えば、川下の技術で、

電力、エネルギー使用量が根本的に使用削減されるわけであるから、

当然、省エネルギーやCO2の削減が減少することになるのである。

すなわち、川下の技術は、経済産業におけるエネルギー資源のあり方を

構造的に変換するのであり、このことに着目することが

人類の将来にとって重要なことである。



現在の経済産業にのみ着目している時には、

川上の技術こそが、省エネルギー、CO2削減につながるという

結論に達しやすいのであるが、

半世紀後の経済産業に着目するときには、

川下の技術、あるいは、ライフスタイルのあり方こそが、

本質的な,省エネルギー、CO2削減につながることに

人類は気づく必要があるのではなかろうか。



それを可能にするためには、

川下の技術の革新的進歩を促すような、

哲学、科学、教育、研究の進歩が必要であり、

そういう方面への政策的投資が重要であろう。



川下の技術が生み出すライフスタイルの変化がなければ、

川上の技術の省エネルギー、CO2削減は、

一定の限度に留まる可能性が高いことに

着目する必要があろう。








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Last updated  Mar 9, 2008 01:11:54 AM
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