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テーマ:ワイン大好き!(30886)
カテゴリ:新技術
日経新聞によれば、
大日本インキ化学工業、三菱化学、王子製紙、京都大学などが、 金属に匹敵する強度で、プラスチック並みに軽い 高性能樹脂の事業化研究を始めたという。 植物繊維をナノメートル単位にほぐして再び固めると、 同じ重量の鋼鉄に比べ5倍も強い性質になることを 京大が発見したという。 各社が樹脂や木材利用の技術を持ち寄り、 2010年以降に建材や家電、 自動車向けの強化プラスチックや鋼板の代替を目指すという。 このブログでも予言していた、バイオ植物系の構造材 の実現は、もうそこまで来ているということである。 地球システムの水と大気とバクテリアの大循環システムで 消却できるような、構造部材が、 化石資源を利用せずに手に入るということである。 日本製紙や住友ゴム工業、製紙用薬品の星光PMCなども 参加するという。 新エネエルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) が支援するという。 京大の谷野浩之教授らが、植物の体を支える 太さ数十ナノメートルの繊維をバイオナノファイバー として取り出す研究に成功したという。 このファイバーを上手く束ねると、 5分の1の軽さで鋼鉄並みの強さが出せるという。 木材等からファイバーの量産を試す他、 繊維強化プラスチックや汎用プラスチック、 ゴム原料に均一に混ぜて成形しやすくする技術 を確立するという。 樹脂に5割程度ふくませた複合材料でも、 アルミニウムなどに遜色ない性能を出せる見込みという。 家電機器を軽くて丈夫にできるほか、 自動車を軽量化して燃費を向上できるという。 浴槽や船舶に使うプラスチックも補強用の ガラス繊維を植物ファイバーに代替し焼却処分しやすくするという。 地球上の化石燃料資源に代わって、 バイオ、植物資源として、構造材とな育ちうる材料が 今、ここにうまれようとしている様である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 11, 2008 06:11:57 PM
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