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テーマ:ワイン大好き!(30749)
カテゴリ:建築・都市・建築家
日経新聞によれば、
「今年の夏、北極点を覆う海氷が初めて無くなるだろう」と、 海洋研究開発機構・北極海気候システム研究グループの 島田浩二グループリーダーらが予測しているという。 北極点の氷は凍ってから1年未満の薄い氷であることが判明し、 非常に解けやすいとみられるという。 「9月ころには北極点へ砕氷船でなくても行ける」という。 人工衛星の観測で、氷が出来て間もない新しい物か、 夏を越したものかを判別できるという。 2007年秋以降、観測を続けた結果、 北極点付近の氷は新しい氷だと分かったと言う。 平年並みの夏が来れば解ける可能性が高いという。 北極海の氷は近年、夏季に溶ける面積が広がっているという。 2007年に、海水温が過去100年の平均値を5度上回り、 海水面積は観測史上最小(約425万平方km)だったという。 アラスカ側は北緯85度付近まで氷が無くなったと言う。 海氷の減少は温暖化による気温上昇だけでなく、 ベーリング海峡から暖かい海水が入り込みやすくなった ためとみられるという。 昔の様に氷が広がって陸地に接岸しなくなったため、 氷が動きやすく、北極海を時計回りに流れる速度が 速まったという。 太平洋から温かい水を呼び込みやすくなっているという。 太陽光を反射する氷が消えると、 海が熱を吸収しさらに氷が出来にくくなり、 雪だるま式に温暖化が進みカタストロフィになることが予想されるという。 国連・気候変動に関する政府間パネル(IPCC)も 北極海が地球上で最も温暖化が加速する場所であると指摘し、 北半球の気候に大きな影響を与えカタストロフィになる恐れがあるという。 人類や地球生命の多くに残された時間が、 刻一刻と短くなっていることを実感すべきときが ついそこまで来ているようである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 1, 2008 10:50:02 AM
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