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テーマ:ワイン大好き!(30749)
カテゴリ:新技術
日経新聞によれば、 三菱商事子会社などが出資する生ゴミ処理施設運営の バイオエナジー(東京、中央区)は2008年度中に、 生ゴミから発生するバイオガスを自動車用燃料に利用するという。 生ゴミ製ガスの自動車での本格的利用は全国初という。 天然ガス車ならば改造をせずんい利用できるという。 当面はゴミ収集車の燃料に使うという。 廃棄物サイクルとCO2削減の両面から、環境負荷の低減に 有効な手法として注目されそうだというが 本当にそうであろうか。 東京湾岸で運営する生ゴミ処理施設(東京、大田区)内に バイオガスを自動車んい充填する装置を新設するという。 2008年~2009年度に4億円程度を投じ、 1日40台~50台へ充填可能な設備を整えると言う。 生ゴミを発酵させて作るメタンガスは天然ガスとほぼ 同成分という。ただし、発酵ガスにはCO2も 含まれるため、自動車燃料に使うにはCO2を除去し、 メタンガス濃度を高める必要があったという。 今回は、兼松や出光興産など11社で設立した バイオガス・ネット・ジャパンの技術を利用し、 メタンガス濃度を95%以上に高めるという。 温暖化ガス削減を定めた京都議定書によると、 生ゴミに含まれる野菜などはCO2を吸収して 育つため、生ゴミ発酵ガスを燃料に使うと、 CO2を排出しないと見なすことができるというが、 本当にそうだろうか。 生ゴミは、植物質だけではなく、動物質も かなり含むので、100%生育時にCO2を回収している とは言え無いのではないかという疑問が残る。 勿論、動物質の生ゴミであっても、 太陽エネルギーの水と大気の大循環による バクテリアの分解可能物質になるのであるから、 廃棄物リサイクルという面からは環境に優しい流れ であるということができるが、 京都議定書に生ゴミ由来のガスが100% CO2を吸収する過去を持つと書いてあるとは 考えにくいだろう。 とにかく、価格が天然ガスより割安になるというから、 程度の問題はともかく、環境にいい方法であるとは いえるであろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 8, 2008 01:41:30 AM
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