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テーマ:ワイン大好き!(30749)
カテゴリ:倫理
昨日あたりの日経新聞のインタビューで、 中曽根元総理が、 現在の与党党首の福田総理と 野党党首の小沢代表の両方が、 政治的な求心力と政治力や政策に欠けているというようなことを 述べていた。 ともに、周囲に意見を異にする政治家をかかえているのであるが、 そのためか、はっきりした政治信念に基づく行動がとれていない ことには、与党も野党もかわりがないというようなことであった。 政敵に囲まれていたにもかかわらず、 困難の中に政治信念を持って、時代を開き、政治構造を改革した人 といえば、旧ソ連のゴルバチェフ大統領の例があるであろう。 かれは、旧共産主義の牙城の中で、一人一人を説得して 冷戦構造の崩壊に向けたソ連のロシアへの転換をリードした人 であるといえる。 まわりは反対意見をもった、協力な共産党の中心にいて、 共産主義と異なる方向へ方向転換をしたのであろうか。 正しく命がけで政治信念を通しながら生き延びた人である. 福田総理のまわりにも、総理と意見を異にする与党議員も いっぱいいるようであるが、本当に正しい信念をもち、 命がけで仕事をすれば、やがて周囲も着いて行かざるを得ないのであろう。 小沢代表が邪魔をしているとしても、 旧ソ連の解体に比べれば、大人と子供くらいの違いがあることである。 福田総理には命をなげうって真剣に取り組む問題意識が 現在のところ欠落しているようである。 現在人類は、資源・エネルギー・環境問題という 未曾有かつ,人類が未経験の危機的重要課題がある。 福田政権は、この問題の解決と解決法の説得提案を軸として 古い体制の崩壊と、新しい体制の構築を目指すことの出来る ポジションにいるはずである。 年金問題にしろ、財源問題にしろ、景気の問題にしろ あらゆる問題が、資源・エネルギー・環境問題の 旗印の下に整理され、主張されなければならないのである。 この場合、先進国、新興国、途上国と全てが 反対意見をだすであろうが、それを説得する論理と話力が 求められているであろう。 それどころか、国内の社会構造をも変えなければならず、 国内も政敵ばかりであろう。 如何に周囲全てが政敵であっても、一人でも命がけでやり遂げる 信念がなければ、とても乗り切れるものではないであろう。 命がけといえば、小泉総理のときには、 反改革の勢力にとりかこまれていたにもかかわらず、 命がけで国民に語りかけたために、 郵政民営化や、景気回復を達成することができたのである。 政府を代表する福田首相にも、 何者をも論破する迫力を持って、 命を賭して仕事をして欲しいものである。 クールな賢人には、この難局をのりこえることは 難しいのではないだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 13, 2008 01:11:35 AM
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