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テーマ:ワイン大好き!(30749)
カテゴリ:建築・都市・建築家
Wikipediaによれば、
「説明責任(せつめいせきにん、アカウンタビリティー(Accountability)の日本語の訳語)とは、 政府・企業・団体などの社会に影響力を及ぼす組織で権限を行使する者が、 株主や従業員といった直接的関係を持つものだけでなく、 消費者、取引業者、銀行、地域住民など、間接的関わりをも持つ 全ての人・組織(ステークホルダー:stakeholder、利害関係者)に その活動や権限行使の予定、内容、結果等の報告をする必要があるとする考えをいう。」 とある。 一時は、説明責任というわけのわからない日本語がはびこっていたが、 最近ではあまり聞かなくなったようである。 一方で、研究社リーダーズ英和辞典によれば、 レスポンサビリティとは、責任,責務,負担,責任を負うべき対象とある。 今迄の日本語訳のアカウンタビリティは、何を言っているかわかるようで ちっともわからない言葉であったといえ、本当の意味で日本語になっていな かったといえないであろうか。 言葉が持つ,その成り立ちの過程のいきさつで、 アカウンタビリティは、日本語になっていない日本語訳を強いられてきたのでは ないだろうか。 語源的な文責によれば、 abilityは「・・・出来ること」能力、手腕、才能 を意味しており、 レスポンサビリティとアカウンタビリティも ともに、アビリティの一種であることを示している。 レスポンサビリティでは、 前半にresponseの意味が示されており、 応答,返答,反応、入力に対応した出力の意味を含んでいる。 すなわち、レスポンサビリティは日本語に訳するならば、 「対応力」のことを示していると言えそうである。 これに対し、アカウンタビリティでは、 前半にaccountの意味が示されており、 説明,弁明、答弁,報告,理由、根拠、考慮、勘案、判断 の意味を含んでいる。 そうだとすれば、アカウンタビリティは日本語に訳するならば、 「説得力』のことを示しているといえる。 すなわち、ともに「責任」とも訳されている レスポンサビリティとアカウンタビリティは、それぞれ、 「対応力」と「説得力」のことを意味しているのが 本当の日本語訳であると考えられる。 現在の日本の政治家や、指導者達に求められているのは、 レスポンサビリティ『対応力』 および、 アカウンタビリティ『説得力」 であると考えれば、 それはまさに,彼らに欠落しているが故に 国民から求められていることではないのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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