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カテゴリ:地元ネタ
母ちゃんです。
今日は先日の父ちゃん'Sお父さんの初盆のお話し。。。 8月のお盆休みと言うけれど その時期、迎え火や送り火って どれくらいの家が焚くんだろう。。。 私達の住む浜松市はお盆が7月の場合と8月の場合があります。 (7月のお盆は連休とかないよぉ) 初盆の家は故人の写真と位牌と共に 祭壇を豪華絢爛に飾ることが多いんです。 父ちゃんのお父さんはこんな感じで。。。 リンの向こう側には胡瓜で作った馬と茄子で作った牛がいます。 コレに親戚などからの籠盛りがわんさか・・・ いただいたお供物やら何やら・・・ 8月12日・・・ 胡瓜で馬と茄子で牛を作る。 (コノ胡瓜と茄子は専用のモノが売っていてメッチャ高いの・・・) 他にも諸々をお供えしていく・・・ お寺に籠盛りなどのお供物と施餓鬼米を運ぶ。 (施餓鬼米とは男性が亡くなると四角い袋 女性が亡くなると三角の袋にお米を入れる) 8月13日・・・ 13日用の霊供膳を作る。 10時~寺施餓鬼(てらせがき) お寺にみんなで行って小一時間お経をあげてもらう。 その後徐々に盆義理で客人がお参りに来る。 (盆義理と言うくらいあって 故人に義理があれば伺うようになるので 掛け持ちで何件も回る人もいる) 夕方16時にお墓に行ってお参りして すぐさま帰宅後迎え火を玄関を開けて焚く。 (このときに故人が帰ってくると言われてる。) 部屋に入ったらお父さんが帰ってきたのを感じました! 17時に和尚さんが来てお経・・・ その後が1番ピーク・・・ でもお参りしてすぐ帰るんだけど。。。 一通り落ち着いたら親族に食事を振る舞い最後に自分達が食事。。。 親族の方々も帰るのが約21時・・・ それから片づけてお風呂入ったりで寝るのは深夜・・・ 8月14日・・・ 14日用の霊供膳を作る。 朝9時から近所の方々がお参りに来る。。。 総勢30人はいたかぁ~? お母さん曰く100人くらいだって。。。 正座でお辞儀して・・・ 午後はゆっくり伺いたいと言うお母さんのお友達で終了・・・ 8月15日・・・ 15日用の霊供膳を作る。 夕方から牛と馬を帰る向きに変えて送り火を焚く。 その後お墓に行き送り火を焚く。 すべてが終わったところで籠盛りを解体して 親族やご近所でご迷惑おかけしたところに配る。 って簡単に書いたけど遠州地方ではこういう初盆が多いんです。 なので7月の13日や8月13日に 黒装束がぞろぞろ歩いているのを 県外の人が見かけて何が起こった?って 思う人もいるみたい。 私の家は仏教だけどココまで派手にやらないんだけど ほとんどの遠州地方の仏教徒の家はこんな感じだよぉ~。 7月(旧盆)か8月(新盆)かも地域やお寺の関係で変わるんです。 三重県も何日間かず~っとお客様が出入り出来るように なっているとか聞いたけどそっちの方が大変だなぁ。。。 寂しいことに12月には1周忌です。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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