家族でスキーに行ってみた(はじめて)
家族でスキーに行きました。子供が出来てからずっと行きたかった、夢にまで見た(?)家族スキー。ナナコ(4歳)にとってはゲレンデデビュー、アンナ(1歳)にとっては雪デビューです。子連れの大変さを如何に回避していい思い出につなげるか、「初心者をスキーにはめるツボ」を総動員して考えました。まず最も重要なのは天気ですが、幸いなことに、天気予報ではこの日は暖かく(昼間2℃)、風もなく、曇り時々晴れという絶好のスキーデビュー日和。場所は、ファミリー向けを売りにしている、かたしな高原スキー場にしました。行ったことのないスキー場なので勝手が分からず心配でしたが、ハズレってことはないでしょう。そして装備ですが、基本的に雪遊びを想定しているので、服装はスキーウエアにスノーブーツ。ついでに、中古やさんで超安くプラスチックのスキーとそりを調達。---さて当日。8時過ぎに自宅出発し、途中の道路渋滞も、長年の経験から裏道で華麗にスルー。10時ごろかたしな高原スキー場に着いたら、天気予報どおり微妙な晴れ具合。子供たちは、下着2枚+フリースをインナーにして、スパッツ着用で寒くなかったらしいです。トイレや着替えをすまし、とりあえずミッフィーの雪像があるところに行ってみました。雪を楽しむナナコさんに比べ、多少ビビリ気味のアンナさん。とりあえず「アンナさんはミッフィー広場(有料)で遊ばせる。ナナコさんはそりorプラスキーで遊ばせる」ことにしました。で、ミッフィー広場とスノーエレベータの券を購入。ちなみにファミリークラブに入ってると割安に買えます。一人1050円/3年分かかりますが、入会しました。アンナさんはママと一緒にミッフィー広場へいき、ナナコさんはパパと一緒にスノーエスカレータでちょっとだけ登ってちょっとだけすべる。午前中はこんな感じでした。スノーエスカレータ。実はパパも初体験。パパは、ナナコさんを股の間にはさんで脇を持ってすべりました。親子連れがよくやってるヤツ。ナナコさんは風が気持ちいいようですが、パパはかなり大変です。汗だくです。かたしな高原スキー場は、ボード禁止・ファミリー向けをうたい文句にしているだけあって、小さい子供のいる家族連れが多かったです。っていうか、そういう人しかいないような・・・「いつの時代?」といった風貌のウエア・骨董品のような板・ビデオでしか見たことのないような古いすべり方・・・なんか昭和にタイムスリップしたようなんびりした感じ。畳の休憩所や授乳室があるなど、子供向けとしての要素は抑えてあるところはよかった。駐車場の直近の「雪の幼稚園」にも、更衣室とトイレと休憩所があればなお良かったのにな。やがて(パパ&ママが疲れてしまい)、遅めの昼食を取りました。13時過ぎにレストランに入ったらどんどん空いていくという、普通のゲレンデじゃまずありえない規則正しい行動に感動。さすがファミリー向け。おにぎりやパンを持って来ておくと、食事を調達する間、子供たちがぐずるのを抑えることが出来るので便利です。午後も同じような感じで遊びましたが、そのうちナナコさんは「ちょっと手を離してー 自分ですべるー」とか言い出したから大変。自分で滑れるわけがない。案の定、すぐに転んでしまいますが、それも楽しい模様。そもそも柔らかいスノーブーツで、ロクに固定もされてなく、エッジもないプラスチックの板で滑れるわけがない。しかし、それでも帰るころには数メートルなら自力で滑ってました。子供の適応力が恐ろしい。最初の予定では14時ごろ引き上げる予定でしたが、ナナコさんはよっぽど楽しかったみたいで、結局16時頃までいました。スキー楽しかった?ときいてみたら、楽しかった、と。しかも、帰り際に見た小さい子供のスクールに触発されたのか、「先生に習いたい」とまで言い出すなど、つかみはOKか?どうやら、テレビで見たスキー選手のように、すいすい滑ってみたいらしい。いい心がけじゃ~次行ったときは、きちんとエッジのある板とハードブーツを履かせてみようかしらん。「痛いからヤダ」というか、滑れることに感動するか、さあどっちだ??ちなみに、パパは一本も滑り(滑れ)ませんでした。ここだけの話、なんか、行った気がしない・・・ではごきげんよう。